スイッチャーを使わずスイッチする

映像のプロ向け製品群は昔からボディは重厚で、操作系含めて独自路線傾向が強く、何よりも高額&重くなりがちです。ケースもジュラルミンって・・・もう車でしか移動できない機材群が重なる機材群は、今の時代、なんかの罰ゲームに思えるから不思議です。

それに対抗するつもりはないものの、カメラ、PCなど生中継システム全体の軽量化を図った5年超えの試行錯誤のおかげで、3時間級の生配信を年間20回以上行える電車移動できる軽量な仕組みが完成しました。さらに今回、より気軽なニーズ向けに、スイッチャーを使わず2台のデジタル一眼の絵を、スイッチ配信することを思いつきました。

 

コンシューマー機材万歳

ということで、昨日、AVerMedia BO313 Streaming Kit という製品を調達。古事記の勉強会受講中に、こっそりAmazonのタイムセールで8000円ほど安く入手した次第です。

結果は良好。USBコンデンサーマイク、2カメスイッチング、LTEルーターも接続した10万ちょいで買ったノートPCのCPU利用率は30%弱で、50分近く動かしましたがトラブルはありませんでした。あえてというか、なぜか2台の映像ズレがあることか。

 

ズレの修正

今回は手をたたいて合わせる方式ではなく、時計を2台で狙って2分割画面で秒針の差分を測り、結果150msほどOBS側でズラスと気にならなくなりました。同じ機械をUSB3に接続しているのに、どちらか一方が遅延している感じですが、時間経過で差が広がっていない様なので、初期設定のみでなんとかなるでしょう。

やはりコンシューマー向け製品とはいえ、処理が重く、通信量も増えるゲーム系の配信をする機器は、案外頑丈だと感じています。にしても長時間実践テストはもっとやったほうがいいから、次の落ちてもいいイベントでやってみようと思います。無謀とコストパフォーマンス追求は異なる・・

念のため、Avermedia社は業務用商品を別に扱っていますから、お勧めするならそちらか(笑)

 

コメントを残す