以前の記事にも書きましたが、人工知能と経済の未来（井上智洋著、文春新書）によると
機械に奪われにくい仕事
- クリエイティブ系（小説を書く、映画を撮る、発明する、新企画）
- マネージメント系（プロジェクト管理、経営系）
- ホスピタリティー系（介護士、看護師、保育、インストラクター）
があります。
やった。助かった。
と映像関係者は思うかもしれません。確かに圧倒的コンテンツが枯渇する未来、映像マンが未来永劫生き延びられる気もしますが、そこには、ディレクションやクリエイティブやマネージメントなどが伴っていなければならないのは間違いないでしょう。
波形でマルチカメラで撮影した映像頭を自動で合わせる程度の今より、AIで映像は抜群に発展するに違いありません。カメラは遠隔操作可能でジンバル＋移動マシンで３６０度、ズームイン・アウトを自由に動かせる。このハードをマルチ設置し、収録。編集はAIが絵替わりで、日常の簡易なものは迷いなくささっと編集してくれる。特殊効果はテンポに合わせて作って挿入することぐらいは現在の技術ですらできるでしょうから、マニュアル通りに動く作業が割愛されていくだろうと思います。
日経コンピュータ 2017. 12/7版
もちろん映像だけでなく、AIで置き換えようとする業務目標は、仮に実用化されてしまうと以下ざっと抜き出しただけで多くの仕事を奪う予感があります。
これはAmazonが無人店舗をオープンしてレジ店員の仕事を奪う以上の迫力があります。
- トラブルレポート解析、、引き合い応答の半自動化
- コールセンターでの、応答。電話保留時間を15%削減
- 顧客向けアプリのレコメンデーションの精度向上
- line、、facebookのチャットボット
- 勤務データを、元にしたストレスケア候補者検出
- 装置の故障予測
- テキスト分析
- ウェブコンバージョン率向上
- 新商品需要予測
- 多面的な人材計画
- 省エネ化、、予防保全、
- 品質改善の、機械制御アルゴリズムの、開発、タイヤ磨耗推定、路面状態推定アルゴリズム
- AI搭載の洗面鏡の、開発、販売、、オーラルケアサポート
- ニュース原稿の、自動作成重症患者の状態悪化 予兆検知
- 渋滞予測、、信号制御シミュレーション
- 新卒採用の、エントリーシート評価
- 最適ルートの、探索、集配スケジューリング
- コマースサイトでのレコメンド機能
自らが高みを目指して進むしかない
まぁ、ヤブな医者や、証券会社、銀行、役人、弁護士やコンサルタントなど、高みに進む人を除き、学齢や高額報酬に甘えてなんちゃって仕事をしていた人は間違いなく葬り去ると思えるわけですが、自分たちの職を奪うことを政治家や官僚がしないことも事実でして・・・
ましてや、安倍総理の奥さん安倍昭恵氏が森友学園の国有地取得問題に関係し、地下埋設物の除去費用をでっちあげ、時価１０億円の国有地を実質２００万円で払い下げる超絶大バーゲン、ディスカウントな「犯罪」行為を籠池泰典氏夫妻だけを犯罪者に仕立てるため投獄＆アクセス不能にして臭いものに蓋をする国だから、けっして国を頼ることはせず、自分のことは自分で守るべく、ひたすら前を向いて真の問題解決に向かい進化する必要があると思います。