雨の中の花見 というかビデオ撮影

夕方の打合せまでに時間が取れれば今日が最終日の造幣局 桜の通り抜けのビデオ撮影にいけるかと思ってましたが、残念ながら午前の打合せが長引き、行けませんでした。

が、なんと案外夕方の打合せが早く終わったので、梅田より西からの移動になりましたが、夜の天満橋に着いたのはなんと19時過ぎ、21時閉門のサクラ夜景を1.5時間ほど撮影することが出来ました。

しかも現場はお客さん数に似合わない警察・警備員に、私のために?がら空きの現場が用意されていました。なんたって今日の午前の晴天は嘘のように、午後からは雨、しかも大雨警報が出ている空模様で、館内放送は「はよかえらないと知らないよ」と言っているようで、確かに天気予報を見なくても既に雨足は強くなっていて、勇気を絞って現地にいく人はとても危篤人な状態でした。

しかもジンバルは防水ではなく、カメラPanasonic G7もHPを見ると「本機は防水構造ではありません。万一水や海水がかかったときは、柔らかい乾いた布でふいてください。 」とアウェイ環境。傘一つではたして無事稼働し続けるかという問題はありましたが、えいやと現地に滑り込み、撮影を始めました。

思った通りレンズ越し(ジンバル越し)に雨の奥に見える幻影は、ピンク、白に輝き、ちょうど見ごろ。自重と雨の重さで下方向に向いている様はすべてが枝垂桜に見えるほどで、水滴がついた木々にライティングが反射し、質感たっぷりの表情を見せてくれました。

記録した映像はさすがに傘を差しながら、一部オート、ほとんどをマニュアルフォーカスをするのは限界があって、さらには撮影の腕前の問題もあって、自慢できるものはありませんが、三脚未使用なのにそれなりに安定した雨の中の珍しい桜群を撮影する機会はそうあるものではなく、趣深い絵になったと自負しております。ジンバルが原因不明で動かなくなったこと以外は良かった一日でした。(苦笑)

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