敷島の勉強会で中庸前のミニ講座
旧暦の方が、季節や事象を言い当てているといいますから、古代の日本人はとても神秘的で考え方が柔軟、ものごとを見る目や奥深さをもっていたのですね。生中継をしながらペンタブレットでメモしているのでイラストなんか書く余裕がありません(笑)
十干と十二支を組み合わせた60年を還暦としたこの仕組みは、動物ではなく、植物の生育と衰滅を暦にあてがっているといいます。まさに今年は酉(トリ)の年で、成熟しきった総決算の年ですが、もう全体的な体系から見ると、興味深いところが見えてくるようです。
つまり60年前をみて今年を占うということ。
- 東京人口が851万人 ロンドンを抜いて世界一
- ソ連、世界初の人工衛星
- 原子力が初の核分裂臨海に・・・
- トヨタ 対米自動車輸出開始
- 日産 スポーツカー販売
- 大阪そごうーー>東京有楽町へ
- 大阪ダイエーが開店
恐ろしいことに時代を謳歌し上昇した後、今は繁栄どころか見る影がない企業もあります。
ということで、今年はそんな年であるからして気が充満し新しい試みは出来そうにみえますが、慎重に慎重を重ねる必要があるということになるようです。
顔のパーツは植物から?
ちなみに古き大和言葉を探っていくと、人間の顔のパーツにも同様の考え方が息づいていることが解ります。
眼=芽、耳=実実、鼻=花・・だそうで、芽が出て花が咲くというイノチの循環を大事なパーツにつけたセンスに感動を覚えます。中国からきた漢字を大和言葉にあてがったがために、意味が変わってしまったことを残念に思えます。このあたりは大変興味深く、また探求できればと思います。