ビジネスマナーを学ぶ・・・ではなく何のための仕事?!

いつの間にやらいい年になってしまい、身に付けてしまったビジネスマナー。いや!確かに独学だから誤りも多いでしょうし、まだまだ知らない常識も多いのは間違いありません。

 

企業の苦労 有象無象の世界

企業では人を即戦力として使おうとする動きは相変わらずですが、ビジネスマナーは社内身内が口で言ってもなかなか身につかないことが多いのも確かです。

どうやらお客さま先に行く段階でない人も多い様です。たとえば挨拶さえ知らない相手の顔を見てものが言えない、知らない知識の中で自分で解決しようとするというのが今の若者層だそうで、ネットがいかに助っ人になっているかが解ります。そういえば遅刻3分前に電話でなくて、メールしてくる人もいますね。

しかし某ネット大手が犯した過ち医者が監修していない大量の嘘の医療情報をネットで信じて、医者の治療行為にまで影響を及ぼしているように、ネット情報の真偽の見分けがつかない人が多いのも事実です。

というように、自分で解決しようとするのはいいのですが、結局解決できず、パニックになって業務に影響があるところまでいってしまうというから不思議です。

結果、住所も行き先も解っているのに、現地にたどりつけない人がいると社長は嘆きます。これはクライアントが大きなテナントビル内にあると、フロアーに到着してもさらに企業群が密集する都会ならではの出来事ですが、それにしても近くを歩いている人に声掛けできない時点で、将来の日本が危ぶまれます

 

真のマナーとは、いや仕事とは・・・

%e6%92%ae%e5%bd%b1%e9%aa%a8%e5%ad%90電通での自死問題は指示した上長さえ過剰な残業していたなど、さらに調査が深刻になっていますが、ひょっとすると気軽に相談できずに自分で問題解決しようとする根本的な世代間ギャップにも一部起因しているのかもしれません。

映像の役割は、即戦力化のマニュアル的な要素が強いこういった業務フローを学ばせるものであっても、その中に「失敗なんかたいしたことがない」「究極に困ったときは**に電話すればいいぞ」というい安心感を与えることかもしれません。

超越した老師が農家として畑を耕すように、自然と関わる単純な作業には実は究極のビジネス、いや生きる真理、ヒントがあると思っています。

ということで、半日での撮影が可能か、新しい撮影チャレンジを来年早々にやってみます。

 ここだけの話、真に使える映像マニュアルにするためには、つまらないビジネス成功事例集を学ぶのではなく、昔ながらの教え、天は見ているといった天網恢恢疎にして漏らさずや、般若心経の空や中の概念、道元の正法眼蔵 発心、修業、菩提、涅槃、脱落涅槃といった教え、親鸞 教行信証の信ずることの大事さや、古事記の修理固修といった皆で日本をつくっていくという神道的概念など、なんのために仕事をするのかといった生きる上で大切な部分を、宗教観のようなもので伝えるしかないのだろうと思いつつ・・・・ とにかく世の中には学ぶことを忘れ、イカやタコのような骨がなくて金儲けだけにまい進しているお金持ちや経営者も案外多いのだからそれらに使われる意味はないと力強くなりたいものです。

 

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