バーチャルな映像が眼を悪くさせる

業界にはとても申し訳ないのですが、VR(仮想現実)を使ったゲームやビジネス利用が少しづつ根付きそうな勢いですが、決定的に残念なことがあります。

 

引用.日経ヘルス2017.1月号一部記事より

眼の調整とその、補完的な機能である、「輻輳(ふくそう)」と、距離のアンバランスが、指摘されている。近くを見る時に、「より目」になる働き。

現実空間では実距離と、見かけの距離を長年の経験で調節距離輻輳角度を調整出来るが、仮想空間では異なる状況であるため、全くこれが機能せず、脳が疲れやすくなると考えられている。

しかも引っ込む画像と比べて、、飛び出す3D画像の方がより、大きな調節力と輻輳角度を要するため、一層疲れやすくなる。

 

新しいものは好きだけど・・・

もちろん新しい業界にはがんばって欲しいし、記事でも名指しでVRが悪いとかOculus Rift、PlayStation VR、HTC Viveが悪いといっているわけではありません。たしか3Dが良くないと(笑)

図書館で借りた五木氏 親鸞

図書館で借りた五木氏 親鸞

しかし皆、うすうす感じていたことだし、そもそも視力が落ちることがその人の人生において大きな影響があることも確かです。

先日歩いていると子供で溢れた眼科の施設を外から見て愕然としました。そういう私も左右の眼の視力差がありすぎて立体感がゼロになり、テニスでサーブが打てなくなりました

 

盲目で社交ダンス

先日、社交ダンスのパーティー撮影にて、視力を失って20年以上の方が踊っていました。だんなさんに2年前先立たれ、気力を失ったときに社交ダンスに出会ったといいます。

撮影していてなぜこの人は目を閉じたままなんだろうと不思議になるぐらい、とても上手いダンスをされていて、人は失うものがあればそれを補う機能が出てくるのだと関心させられます。

その一方で、スマホやタブレットなどはPCよりも近い目の前30cm端末。これを日常使いし、途切れないLINEやゲームなどで眼を自ら酷使することは身体のためにもやり過ぎは良くないのだと思っています。

 アマゾンのキンドル(kindle)は使ったことありませんが、圧倒的に活字は紙で読むほうが良い派です。図書館なら無料で智恵(知識)の大海に入り込めます・・・(笑)

 

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