既に何度か体験している移動ショットは、もうジンバルなしではありえないところまできたと思っています。
しかし本来の性能・ポテンシャルを考えると広角レンズだけの移動ショットではもったいないと感じています。
ということで、ズームレンズを付けて保育所での定期撮影で使ってみることにしました。
いきなり本番での利用はリスクが高いため、リハーサルで使いましたが、一眼レフでのズーム時はブレが多少出るものの、所有するジンバルでは長さが変わったレンズでも十分ステディーさをキープしてくれていました。
もっとも、移動ショットではなく、手持ちでゆっくりとしたパンや、チルト処理でしか使えないと思いましたが、手持ちや、少し移動して別角度から撮影するには非常に便利だと感じました。
ブレのない映像は心地よく、さらに視点が変わることで、その感覚は増します。三脚を置いて水平をとっているうちに映像のシャッターチャンスを逃すよりも、ジンバルで滑らかに追いかける方が、無駄のない良いショットを連発できると判断しました。
一方でジンバルによっては、バッテリーの持ちやバランスをどこまで崩してジンバルが機能するかが変わるので、自身の機材で実験が必要だと思います。
いずれにせよ、次は本来、コマ割りが必要な調理シーンでの撮影でも使う予定をしており、新しい時代の幕開けがきたなぁと本気で考えています。