某アイスキャンディーの宣伝ではありませんが、全国の撮影仲間がいる人と、そうでない人での提案書は自ずと変わってきます。
当然少数精鋭では、すべて地元ローカルで行うよう提案書を作り込むか、遠い場所へも自分たちが出張ありきの見積をする。旅費や宿泊費を考えてもお客様のためにはならないでしょう。
しかし先日は大阪から山形まで現地3時間滞在で車でとんぼ返りをしたカメラマンと出会い、驚きを隠せませんでした。
高速道路やJRなど交通機関は嬉しい限りですが、事故リスクや移動時間の無駄、究極の疲労で仮に翌日に撮影が入っていたらきっと疲れを引きずるに違いありませんし、こちらが依頼者であれば、その人にが車で行くのを必死で止めるでしょう。
すごいビデオカメラマンとは?!
映像は確かにお客さんのことをよく知っている方が撮影した方がベストに違いありません。その結果、どうしても長い付き合いになるけれど、そのカメラマンの能力やカメラ機材にクオリティーが引っ張られるデメリットもあります。
実はカメラマン側も、長年の付き合いが 万が一良くない方向に働くときは、互いの緊張感がなくなり、当初は全力で向かっていた仕事を忘れ、要領をかました手抜き仕事になるケースもあるのです。そんな馬鹿なと思われますが、年齢があがっていくこともこの要因の一つです。
あらためて10年以上映像に関わってきて思うのは、そのジャンルである程度の経験をもったビデオカメラマンなら、仕様とお客さんが求める過去映像を見れば、即座に理解し、充分以上に仕事を発揮してくれるということ。
全国拠点をもつ企業の映像活用メリット
ありがたいことに最近は、全国に拠点をもった企業様との付き合いが増えてきました。まだまだ大手企業さまでも映像戦略を年間スケジュールで考えるところが少ないのは確かです。
しかし本当にそれでいいのでしょうか。何よりもLineやFacebook、Twitter、Youtubeといった映像サービスを手掛ける企業が生中継に注力する今、映像を制するものはビジネスを制するところまで高まったことを感じています。(ピコ太郎も?!)
一方で撮影案件を作業や時間軸で分解し、多人数で合理性を伴った撮影&編集&アップロードといった負荷分散とスピード納品が出来る体制づくりと提案作業は、機会あるごとにやらせてもらっています。
この提案作業は禅のように少しづつ洗練されてきますし、(もちろん実行経験もあり絵に描いた餅ではありません。)時代ニーズに合うようにチューニングが出来ます。
一夜城で世界に名をとどろかせる
そりゃあ御社の商品やブランド動画がYoutubeに1日450件溢れたら、話題にならないはずがありません。極端にいえば、TVCMを1本打たなくても、当社なら秀吉の墨俣城(すのまたじょう)の如く、Youtube動画の一夜城が出来るのです。
もちろん字幕も付加できるので、海外にも瞬時に丁々発止。戦国時代の騎馬や槍の時代に現れた鉄砲はまさしく今、動画(生中継含む)になったと感じています。