ある人から病人へのメッセージ やめちゃえ!

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伸びに伸びた松下電器の当時、幹部の学歴は中卒、高卒がほとんどだったといいます。一方で人間三流のエリートを入れれば入れるほど、売り上げがうなぎ下がりになったといいます。(上甲晃塾長一日一語)

市場を除けば、これは、ハングリー精神をもった人が減り、実行せず、頭で考え、駄目だとあきらめる要領の良いだけの偏差値バカが増えた のかもしれません。

戦前から続く旧来型の組織 と表すべきか、とにかく地に足がついた/額に汗をかくビジネスをあきらめたサラリーマン社長が率いる会社は、世界企業を名乗る裏で、いつの間にやら創業の理念終身雇用を捨てて楽な方向にいってしまった。

同時に、社員に小さな役職を与える代わりに、会社のための歯車化させることで、%e5%86%99%e7%9c%9f-2016-11-13-9-56-46働かないトップと一部の役員たちの安泰を計る仕組みができた。いわゆる搾取であり、これでは正義も真の会社の躍進もありえない。

米国流の年俸性派遣会社による人材活用は、日本が誇る終身雇用を壊す究極的なもので、企業からすればいつでも報酬を減らし契約を切れる労働力調整そのもの。それを江角真紀子などを使ったTVドラマなどで派遣は自由だとか、先々で多彩な技能を身につけられるようなイメージを作り出し、被害者を量産してしまったのが大きな罪でしょう。

さらにはパ*ナに下った竹中屁いぞう氏あたりが、自由化、規制緩和を声高々に叫び、議決不要な経済再生諮問会議などをバックグラウンドに数百億単位で自社に有利な独占派遣の仕事を増やしているといいます。

何が怖いかというと、その見返りが、今の精神の病の種になっているということ。まぁ前例主義な人(前例がないと動けない人)や記憶力だけな人、単純作業は数年以内にAIに置き換わってお役ごめんになるのは目に見えていますが。

ある人から若者(病人)へのメッセージ(転記)

仕事は自分の人生を形成していく上で大変貴重な体験となります。
例え給料は安くてもお金をもらって仕事を教えてもらえるのです
から願ったり叶ったりです。(なにかを学ぼうとすれば授業料を
払うのが世の常)それもそこそこの規模と歴史を誇る企業であれ
ばそれなりの高い質とレベルの仕組みを学ぶことができるのです
から・・・

ただし、その職場や企業の体質が長期に亘って自分の生き方その
ものに相応しいかどうかは、別問題。体や心まですり減らして迄
やるのであれば考えなくてはなりません。つい最近、電通で若い
女の子が自殺したというニュースを見ましたが、自分自身を見失
ってしまったのでしょう。自分の健康や命は企業のためにあるの
ではありません。

貴君のこの度の体の不調や足の臭気問題は、そのことを体が訴え
てきたものに違いなく、その結果なのです。
今回は、そういう意味からも良い機会になったものと推察して
います。

さて、辞職の問題ですが、サラリーマンとして雇われ身分である
立場からすれば大なり、小なり同じような次元に身を置くことに
なります。貴君の「悩み」や「精神的ストレス」の規模の大小は
兎も角、その色合いはそれほど変わらないでしょう。

貴君の今まで育ってきた(育てられてきた)環境や条件、貴君が
なにを目的としてこれから自分の人生を築き上げていこうとして
いるのか? 「俺の人生だ! 俺は自分で道を切り拓いて歩んで
行くんだ!」くらいの意思や気概があるのか、どうか・・・・・

今回の事をチャンスと捉えて、前向きにじっくり考えるには良い
機会だと思いますよ。不安や悩みは「脱皮」する機会に訪れるもの。

思い付きですが、検討してみる選択肢としては:

1)現企業における職場を自分にあった部署に替えてもらう

2)現企業体質が自分にどうしても向いていない、のであれば
辞職して他の就職先を模索する

3)人生の休養として今までとは異なる次元の職場を体験・・
例えば自然・大地を踏みしめる仕事=農業分野で短期間でも
OK。土や植物、太陽、自然を対象に自分を溶け込ませてみる。
「農業・アルバイト・・・」で検索してみると結構その種
の仕事はあるものです。親からも離れて自分自身を見つめ
直してみるのです。独身であればなんでもできます。
その給金が安かろうが、授業料を払ってでも自然の生き方・
在り方の原点を体験させてもらうのです。

人生は、自分で切り拓くことによって自分の世界を発見できるです。
それが悦びとなり、考え方も前向きとなり、人生に対して意欲的に
なるもの。そこからは知恵と工夫が生まれてきます。

決して「受け身」にならないこと。「あなた任せ」にならぬこと。
「他者に依存する生き方」をしないこと・・・
空を飛んでるカラスや雀を見て御覧なさい。雨の日も寒い日も皆
自分で餌を探して自由に生きているのです。餌をもらいながらも
動物園の檻の中のサルやライオンのような生き方はどうなのか?
それは自分自身の生き方の選択なのです。

「自己管理」と「自己責任」が人生のキーワードの一つです。

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