タイムラグがないのは生中継ならあたりまえかもしれません。たしかに生中継はタイムラグがあるといっても、GoogleのYoutube liveで体感30秒ぐらいのものです。
アメリカ大統領選挙
今日の仕事現場で、アメリカの大統領選を日本のTV番組でも見てみましたが、ネット経由であちらの生中継を見たほうが情報が早かったのは、不思議でした。
現に、獲得した票に常に2,3の差がありましたから、株を購入している人などは、致命的な情報格差だと思います。ちなみにGoogleで大統領選と入れても、速報を出してくれていました。
少し笑ったのが、ネットの画像を4Kテレビに映し出したら、国内TV放送より高画質だったこと。TV放送は贅沢な4Kテレビを買っても、1300ピクセルちょっとでしか配信していませんから、1920ピクセルで配信されていたYoutube Liveに適わないのは当然ですが・・・とても顕著でした。
特権がなくなった
とにもかくにも、会社の上長が、自身の役職の特権で早くから知り得た情報を小出しに下に出していた時代と比べて、多くの情報(一部の機密を除く)は役職に関係なく、タイムラグなしに知りえる時代になったといえます。
つまりテレビ局という有限のチャンネルを所有する人たちがあぐらをかいているうちに、もうあちらはどんどん進んで追いつけないところまで進んでいったということ。
そして発信地そのものが生中継をするということは、先取り情報で儲けていた人たちを一掃し、誰にでも広くチャンスが広がったということを意味します。
福岡市のJR博多駅前で起きた大規模な陥没事故で数十万アクセスを集めた映像が、個人の映像だったことを見ても、今後ますます、一億総カメラマン時代がやってきたことを物語っています。
事故や災害は除いて、様々なものを早く察知し、ものにするためには、運と、アンテナの高さ、そして努力が伴った総合的なものが必要だと思う次第です。 |