明日本番の感動コンテスト2016の特別枠 敗者復活戦の撮影が終わりました。接戦だった今年、本来来年に実施する予定だったこの敗者復活戦を、1年前倒しすることになったようです。この臨機応変さはすばらしいですね。
限られた人数、小さい箱の中で聞く感動物語は、決勝戦の大きなステージ壇上とその下の関係ではない、とても演者と距離が近い関係が保たれ、息遣いが聞こえることも含めて、また違った趣がありました。涙うるうるで撮影に支障がありそう・・・(苦笑)
一方の撮影は省力化
カメラ2台(寄りと引き)はもう当たり前の現代、でも今日は三脚2本持っていくのはさすがに躊躇して、思わずだっこちゃん撮影による三脚1台 カメラ2台体制としました。
軽いデジタル一眼レフだからこそ、こんなことが出来るのですね。メインカメラのサイズを変えた後、パン棒を操作しながら、もうひとつの手で固定のカメラのサイズを変えることもカメラ距離が近いからか、とてもスムーズに出来ました。
数千円で買った機材も思ったより水平もキープし続けたお陰で、ズームレンズの多少の寄り引きもブレズに出来たことに驚きを感じています。
明日の本番
さすがに明日の本番は大きな部屋なので、三脚2台は必要ですが、ジンバルを三脚の上に乗せてiPadから無線Bruetooth操作したり、無線のHDMIでの電波飛ばしなど、リスキーだけれど 次に繋がる、しかもワクワクする仕組みをやってみたいと思います。
映像機材はいつの時代も重く、大きく、量が多い。
トラブルを経験すればするほど、また進化して新機材を調達するほど、機材が増えてきて、この悪循環が増します。車必須のレベルになったらもう後戻り出来ない・・
確かに収録と配信をひとつの大きな筐体&システムといった専用機で実現するものもありますが、気軽な一方で独自規格を覚える必要がある。とても高価で融通が利かないことも多く、トラブルがあったら筐体ごと病院送りのリスクさえあります。
一方で民生機など各種の実験を繰り返し、智恵と工夫で集めたシステムは、セッティングにこそ時間がかかるものの、超低コストでかつ、壊れても部分だけを交換すればいいメリットがあります。何よりも、PCソフトは進化するために、専用機にはない先進的で多機能の恩恵をすぐに享受できるメリットがあります。
ということで、2カメスイッチング(ズーム処理あり)を音収録も含めて現場でカンパケしてしまうのは案外簡単にできるところまで来たような気がしています。明日は3カメ+PowerPointなどの画面ソースをFHDで収録&配信します。やればやるほどメンバーに濃いノウハウが溜まることを実感しています。
USB3同士のディスクコピーは激速!知ってると知らないでは、データバックアップにも長時間の開きが出るからITは楽しくも難しいのだと思います。