頼るべきは自分 整えしおのれ ~闘戦教より

今日の勉強会「闘戦教」です。

時代は変わっても、今でも通用するもの、まさに普遍的な教えが残り、良い先生について学べることは ありがたいことだと思ってしまいます。先人に感謝。

 

日本人の誇りとは

かつて欧米列強の侵略からアジアを守る戦い日本軍が敗北しました。その後、一部の日本人が台湾や朝鮮半島などで熱心に指導を行ったからアジアで様々な独立国家が出来たといいます。だから一見統率のとれた北朝鮮の動きはある種、昔の日本と同じだそうです。見た目だけは・・・

日本の天皇制国家のように何千年も平和を保つ歴史や制度などの仕組みがない国に、統率された軍隊、指揮命令系統網を敷いても、足場がもろいことも確かです。ロシアが連れてきた人をトップに据え置いた国では市民が心から従えないのは当然です。

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良い理想に向かって進むには

第一次世界大戦後の目覚ましい復興同様、上に立つ者の姿勢や熱意があるからこそ、部下を奮い立たせ、大きな仕事ができるといえます。

まさに日本はひのもとの国と言われますが、あの国旗の太陽のように炎を燃え上がらせるためにも、中心人格の責任ともいえる天皇自身が深く学び、仁義を尽くすからこそ成し遂げられたといえます。

とにかく勉強なきものに進歩はなし。食うために生きるか生きるために食うかの違いは大きく、自己欲求のための動きはやがて堕落に繋がる。たとえ今豊かであっても勤勉と節約を自らに問うことが大切なんだということを思い知らされます。

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小企業が大企業に勝つには

先の話は小企業が大企業に勝てる秘訣に通じます。局所優勢主義。ひとつであっても他社がまねをできない、ずば抜けたものをもつことでマーケットを制することが出来るといいます。既に勝ち負けではないですが・・・

ただし、能力を持っているだけではだめ。修せられねば現れない。能力の種をもっていても水をやらねば枯れるということ。

研究者が没頭し悩み疲れたあとふと、問題の糸口が出てくるというのは、まさに一つの結果だといえます。知識と知恵はまったく異なり、実践し体験で得たものしか知恵にならない。その究極が研究者の発明に繋がるのです。

宗教的には

tousenkyo201609p5仏教的には七識とか八識といって、五感の先の先のずっと先にある領域(知恵袋)から知恵(この場合は智慧)を引き出すためにもどっぷりつかりきるという事柄が必要だということ。

強い意志を最後まで持ち続け、さらには愛国心と社会的自覚からくる責任感がよりそれを強固なものに変えてくれるのです。

良寛さん道元釈迦もいろんな表現でこれを示唆しています。

 難しいけれど、なんとなくわかるような気がします。やはり好きになったりして自分が選んだ仕事というものはなんらかの因縁があるわけで、そこに能力(種)がある可能性もあるのだから、他人に任せず、自らどっぷり浸ろうホトトギス(笑)

 

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