人生に必要なのはギブアンドテイク

何だ!今さらっ! といわれそうですが、いい歳になると特に感じるようになりました。

 

お客さんの立場逆転

P1080344クラブの先輩だったからとか、年齢が上だからとか、仕事でお世話になったからといって、その関係性が一方通行だと次第にしぼんでいくのは目に見えています。(表面上の付き合いを除いて)

カメラマンさんに仕事を出したら、仕事を出してくれることも稀ではないこの撮影という仕事も同じです。ずっと若いときから教え育ててきた?新人さんが、いい歳になって、こちらに仕事を出してくれることもありました。

ということで、仕事をもらうだけ、仕事を出すだけの一方通行の関係は、従来は当たり前でしたが、ひょとしたら、双方向になることで、もう一段深い関係になるのではと、このFacebook時代はなおさら感じる所存です。

 

新しい時代のギブアンドテイク

現在は与えるからもらえる という従来型からもう一歩進んだことになっていると感じます。相手の背景に納得してテイクするという感じ。

P1080353世の中があまりにも複雑になり、何をどうすれば便利になるか、問題解決できるか等、いろんなジャンルで全包囲網で探し続け、脳みそをアップデートするのは、一人の力では到底無理になってきました。

P1080350だからこそ、人の脳を借りるというか、その人の得意分野を知り、任せきるような心得でなければ、余程の資産家でなければ、この難しい世の中乗り切れない気もしています。いや、そんな難しい話でなく、教える側と教わる側、作業を依頼する側と依頼される側が入れ替わる、反対の立場になったとき、相手の立場でものを考えるきっかけになるのです。

だからこそ与える側は、金銭的な理由でストップしずらく、かついい加減にすると自分に返ってくるため気を抜けないし、だからこそやはり深く調べ、苦しみながらも新しく楽しい境地にいけるのだと思います。

もちろん最初から相手と気が合う合わないも大きな要素ですが、長い付き合いがあるからこそ、少しづつ修正していけるのだと思っています。

自分がすべて与えられる側だと思う先生と呼ばれる人は、肝心な時に見放されるのかも。

 

出し惜しみは機会損失

P1080342出会う人には出会うようになっているというのは、だといわれますが、せっかくのを持っていても、土に植えて、肥料をやらないと、芽は出ないようになっています。人生長いようで短いから、出し惜しみしていると芽が枯れてしまいます。オリンピック競技の予選で本番のため力を抜くのとはまた違う意味です。

マスコミや広告会社は相変わらずマスを操ろう、傾向を分析しよう、そしてマーケティングに応じた複合的なCMを打てと、不毛なチャレンジをしていますが、法人という人のようで人でない塊相手の感情のない金銭のやりとりはどんどん減り、身近な人や知り合いの知り合いや、本気で頑張っている心打たれた人に与え与えられ物々交換時代がやってきたような気がします。

 数年前に映像のお客さんだった方が、お店のオーナーに嫁に行き、百貨店に臨時出店して、今度はこちらが商品を買う立場になったのは、今日の証拠写真です。

 

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