Yahoo統計が出ていましたので見てみました。
Yahooのガラケー、スマホ利用率・満足度調査
http://smartphone.yahoo.co.jp/ymobile/special/feature/infographics/
インフォグラフィックに纏められた図から見えるのは、
- 67%スマホ、30%ガラケー
- 支払金額の差は、約3千円
平均6,276円のスマホに対して、3,331円のガラケー - スマホは画面が大きく、コミュニケーションツールとして便利
- ガラケー、フィーチャーフォンでインターネットすると、あなたの大切な個人情報が
危険に晒される可能性が高い
最後のは明らかにやり過ぎだと思いますが・・・いずれにせよ駅やATM、コンビニなど、画面にタッチする操作が日常になったため、さすがにスマホのメリットは体感していると思います。
ただシニアは目が悪いので、どんなにスマホが大きい画面とはいえ、iPad Airや据え置きノートで用が足りていると思います。
そもそも料金だって、ドコモのガラケーなら、機種代も安いし、カケホーダイで月々2200円。片手ですっぽり手に入り、落としても水没させても強く、無敵だと思います。
統計の意味?意図
うがった見方をすると、結局、あなたは世間とずれてますよ と知らせて、世代の中で一番カネを持っているシニア層を狙っているのでしょう。メールの概念はあっても、文字入力などの基本を学んでいない人達だから、何をしても困るのは目に見えています。
つまり購入時は、高額なスマホで儲けて、パケット定額とか、Youtubeとか、ギガとか難しい言葉を使って最上位プランを選ばせ、さらには絶対見ない(翌月解約OKだからお願い)オプションコンテンツを契約させる。
そしてサポートサービス。
あるサポート会社の広告で、アイコン横に1が出ているビジュアルが全面に出ていて、お困りの方はこちらまで というものを見ました。先日のニュースでアルツハイマーになった高齢者が最上位サービス(10台までのPCサポート)に入らされていたことを知りました。無知な高齢者から金をとろうとする輩が増えてしまったことは残念に思えます。
スマホで高齢者が陥るトラブル
- 買った後も気軽に聞ける同僚がいない
- 見栄で友人に負けたくないからお店に頼る
- カタカナ用語の意味が解らない
- 各Appの操作が分からない
- アイコン横の数字の意味がわからない
- 落としたら液晶壊れた
- 動かなくなったから新品に交換しなきゃ!(再起動で治るのに)
などなど、知らない人はむさぼられる天井なし無制限サポート費用の契約へ誘え(いざなえ)ます。
さらにはスペシャルボーナス。海外旅行に行って、設定し忘れで、通話料でも儲かるというキャリア―にとっては何段もお得なスマホ。
どこまで儲ける?
ただでさえ、国内企業での売り上げランキング25位以内に3社ともはいっている携帯電話会社。国から儲け過ぎのレッテルを貼られてもおかまいなしですから、早くシムフリーなどに分散してほしいですねぇ。そんでキャリアーには真の社会的役割を思い出してほしいものです。
個人的には携帯でかけ放題で3千円未満。スマホはiPhone4GSをシムフリー化してドコモ系で1,200円ぐらい。ネットはモバイルルーターで5千円ぐらい。自宅のネットもモバイルルーターなので、仕事込み全部使っても1万弱ぐらいです。
デジタルデバイド(デジタル格差)は情報の格差と言われていた昔と比べて、今は情報だけでなく、お金に関しても不利益をこうむるという変な状況になっている気がします。 どちらがハッピーになるかはその人次第。いずれにせよ、機械やサービスベンダー側に使われるのではなく、こちらが使い切るような心構えが必要なんだと思います。