DVDのメリットを聞かれれば、誰しもが何とかすればみられる。つまり汎用性が高いということでしょう。
これはプレーヤーを持っているとか、テレビに入れられるとか、PCで再生できるとか、何らかの再生手段をもっていることと、チャプター操作ができなくても再生は適当にリモコンを触ったらできるなど、なんとかして映像がみられるという意味を含みます。
高解像度のファイルにメニューやチャプターをつけたい
スマホやタブレットやPCで、媒体を介さず、気軽にファイルでみられる現代。高解像度でも数百メガの大容量データもさほど驚くものでもなくなってきました。
納品スピード、円盤を焼いて配布するコストなどのベストソリューションとして、ファイル転送の使い勝手が上がれば上がるほど、欲しくなるのはチャプター機能。
例えば管理部門がユーザへの教育ツールを作る場合、章立てをして映像を見せたいとか、続きからスタートしたいといった場合は、やはりDVDのメニューやチャプターが便利でした。これはファイルで実現はできないのでしょうか?
実現方式
あげ切れていないかもしれませんが、以下のような方式があると思っています。
- 名前をつけてファイル分け(汎用的なMP4など)
- Webページ上に章ごとにファイルを分け表示、再生させる
- 特定のAPPでファイル管理
- PowerPointの各ページに動画を埋め込む
- 1ファイルに埋め込むパターン
PCメインならいろいろ強引にできそうですが、スマホやタブレットは、手軽でバッテリーの持ちが長く、閲覧しながら動作ができるという点において、教育ツールとしてPCやDVDより優れています。
ベストは1ファイルに埋め込みネットやSDカード配布するパターンかと思っています。
メンテナンス性なら1ファイル
動画がVHSなど一本単位で見られていた時代から、細切れにファイル単位でみられる時代になりました。ネットで毎回すべての動画転送するのはネット負荷が大きいからこそ、動画マニュアルも細切れにアップデートできるにこしたことがありません。
盗難防止のためにも、細切れはメリットがありますが、使い勝手は1ファイル化でしょうか。
iPhone,iPadしか知りませんが、チャプターを作っておけば、こんな風(右上参照)に1ファイルの動画を配布するだけで、チャプターで操作が可能になります。DVDからごそっともってこれます。時間があればまた作り方などに触れられればと思います。