映像製作の仕事 不要なものをアンインストール

新規顧客提案向けに過去の教育映像マニュアルを整理してて思ったこと。

映像は何気に準備なく、たんたんと撮影したように見えることがありますが、実はシナリオづくりだったり、カメラのオペレーションだったり、目的最適化(iPadで閲覧させる)だったり、撮影前にほとんどの仕事が終わっていることが多いです。

解りやすい代名詞であるナレーション

映像初心者ナレーション原稿を書くとつまずくのが文字数。ブログやHPと同じだと考えていると失敗してしまうのがナレーションという作業。

目は絵に集中しているため、耳にはとかく長すぎるとダメ。テロップ同様、タイミング良く端的に伝えるべき

当然、閲覧者に解りやすく映像をつくるのだから言葉は多い方がいいと思われがちですが、ビジュアルがわざわざあるのに、それを言葉やテロップでそのまま表現するのは、無駄になります。

とにかく、映像の目から入る情報量は、他手段に比べて圧倒的ですが、そこに休みのない言葉がお経のように入っていたら、絵にも言葉にも集中できません。

ましてや、話した言葉をすべてテロップで出すという行為は、聴覚に難がある方向けなら必須ですが、そうでなければ紙を配って、映像とは別にするべき行為だと思います。テレビはそれをやっているわけですが、閲覧者に思考停止させる(忘れていいもの)にはいいのです。

 

映像は本当に必要か

つまり絵で見せる、声で伝える、文字を読ませるなど、特性に合わせて手段は変えるべきなのです。

こう考えると、映像づくりという作業は、設計段階がもっとも大事だということになります。伝えたいことを実現する最善は、ひょっとしたら絵本のように映像より写真と文字だけの印刷物にしたほうがいいかもしれません。移動中にも勉強させたいなら音声だけの方がいいかもしれません。

だから絵コンテのようなものは、関係者が一斉にリスクや疑問を見つけるためにも必要だといえます。

紙マニュアルを映像で置き換えたいという話をよく聞きますが、映像は感性に訴える、可動部分を見せるなど得意分野はあるものの、万能ではないのです。

VPから多少遠ざかっていましたが、懐かしい絵をみて、やはり映像マンがやれることは、無駄なものを削り、解りやすい表現をすることだと確信しました。

 

Winodws10の無駄

スクリーンショット (267)こちらの無駄も発見。そういえば何台かをWindwos10にしたものの、低スペックなPCでは毎回起動時に無駄なメモリとCPUを使っていて、使えるまでに時間がかかり、とても不愉快でした。

ふとバックグラウンドでやっている作業を見たら、スタートボタン押下時に現れるパネル群のアプリを起動時に必死で更新していたのですね。

スクリーンショット (269)Android携帯にメーカーの消せないアプリが入っている問題同様、こちらも消せないアプリがあって、しかも使わないのにこつこつと作業していることが解りました。

ということで、Windwos10のビルトインアプリを断捨離(笑)
http://loumo.jp/wp/archive/20150826000050/

スクリーンショット (271)

 Powershell を管理者として実行ということが出来るのですねぇ。これでもMicrosoft Edge や Cortana, Contact Supporが消せないとはさすがです。(笑)

 

コメントを残す