先日話題にした無線でのHDMI延長の機材が到着しました。
実はHDMIという規格には、ずっと前から可能性と興味をもっていて、PCやテレビ含めてこれだけ身近になることは容易に想像できていました。ベンダー側はライセンス料の支払いが発生するため、原価を抑えるため省かれるシーンも多かったのですが、映像・音声1本で使える身近さ手軽さは増し、結果的には搭載機材が増えたように思えます。
SDIと比べて安いこともあり、HDMIというキーワードを持つ機材を積極的にウォッチしていて、もう5年以上前にLANケーブルを使えば60m程度延長できる機材を入手し、ブライダルのサプライズなんかで使っていました。
学校で会場に入れないお客さんに、別施設でイベントの様子を見せることにも使えました。
しかし始点、終点に置く機材とその電源確保や、ケーブルの敷設などの面倒くささと、HDMIケーブル自体が30m、40mに延びたことで、先のLAN延長のメリットは薄れていました。
それがなんと
無線で延長可能になるという夢の機材を手に入れたのです。
ということで、暫定的なテストでしたが、以下テストを30分程度、距離を変えながらチェックしました。
- 1080P音楽ものをずっと流し続けて映像、音が途切れないか
- 手持ちのバッテリー駆動が可能か (スイッチャー側は電源を使うとして配信側)
結果、まったく問題なし。アンテナのせいか、部屋を出た10m程度では分厚い壁を通り抜けて?ほぼ安定した配信が出来ていました。
機材本体は1つで500g程度あるものの、下に置いてHDMIケーブルとカメラを接続すれば撮影の負荷にはならないだろと判断しました。熱の方も多少はあったものの、手で触れないことはなし。
あとは接続距離の問題。もっと広い場所で検証したいと思います。100mぐらいいけたら・・・電波法で屋内だけでしょうが・・ |