生中継で不可欠だと感じたものを発注!!

PLAN、DO、SEE

実行したら反省をということで、いろいろ考えています。そう、先日実施した紳士服ゼミナールや最澄さま1250年御誕生会のライブで感じたこと

2016-08-17 14 19 45お客さんとの綿密な打合せをしたとしても、出演者など登場人物があまりにも多い場合、特に子供が絡んでいたり、長時間の複数イベントの場合、リハーサルをするといっても限界があります

このため、撮影側としては、潤沢な予算でカメラマンを多数配置できる案件以外は、立ち位置決めが必須ですが、すべての撮影ベストポジションを把握することは難しいと思います。

特にTVメディア、新聞社など10人を超えた現場では、絵になる構図は数限られており、結果、同じ場所か、逆側に散らばることもあり、常に相討ちの状況に置かれることも多いです。

2016-08-18 16 50 05しかも生中継でスイッチングする上でクオリティー高い絵を届けるためには、ケーブル接続、つまり有線で接続されている必要がありますが、ケーブル長の問題や移動時のケーブルさばきの問題で、臨機応変な伸び縮みは難しく、移動距離はやはり限られてしまいます。

 

あらためて不可欠なものは

無線でのスイッチャーとの接続

収録はカメラでやるとして、ライブでの配信絵は通信用語でいうところのTCP/IPならぬUDP通信が必要だと感じます。その意味は、多少ノイズまたは遅延があったとしても、絵がないよりはあった方がいいという考え方。

2016-08-18 19 07 31とにかくカメラとスイッチャー間を最低でも数十m、無線でHDMI配信できる環境が作れれば(FHD60Pならよりグッド)、という方針に思い至りました。

ということで、比較的低価格なブツをゲットしたので、次の配信案件までに実験をしたいと思います。これが使い物になれば、ステディーカムや3軸制御の装置にカメラをのっけて、移動撮影した絵をスイッチャーに送るというオリンピック陸上競技的な次世代を見据えた楽しい配信ができることになります。
auが夏フェスをビデオパスに絡めて、ライブ映像の無料配信を実施(SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2016)することが決まったように、インフラ会社がそれだけに甘えることなく、魅力あるコンテンツづくりも手を出すことがサービス生き残りのカギだといわんばかりの積極的な動きにも表れています。

オリンピック中継でも感じたことですが、生というかリアルタイムが、ニュースのほとんどになるような気がしています。

 そのつぎのステップ。全国、いや世界がメッシュ状に映像で双方向&リアルタイムにつながっていくことは目に見えています。日本国内なら当社ですでに実現可能。とにもかくにも技術バンザイ!!ですねぇ。

 

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