誰しもが思いつく機能は、既に老舗のソフトであれば実現出来ています。
だから単調な繰り返し作業が面倒だと感じたらきっとワンボタンで解決する手段が用意されていると思いますので、検索してみましょう。
PowerPoint背景動画って?
それぐらい進化しきったプレゼンのOAソフトであるけれど、なかなか実現されないと思ったら、いつの間にか実現されていて小躍りしたというお話し。
イベントなどの生きた現場で表示する映像には、完成形の作品ををスタートから終わりまで流すケースともう一つ、プログラムやタイトルなど固定でスクリーンに表示しておき、演目が変わるタイミングで次に進めるケースがあります。
前者であればオープニングやエンディングなど、昔からある手法ですが、今回は後者のお話し。
本来演出不要なプログラムやタイトル表示は、PowerPointなどプロジェクターを通じて、文字だけを表示し続けるのが通常で、いつ終わるか解らないため、尺が解らず、そこに映像を入れる余地はあまりありませんでした。
それでもページ表示の最初に、効果音とともに、何かがきらめくぐらいのものは入れる人はあるかもしれません。
偶然見つけて小躍り
今回探していたのはそうではなく、背景が常に動画で動いているような表現を探していて偶然それを見つけたのです。
当然スライドマスターに設定すれば、同じレイアウトを使うページの背景は一括で変更できますので、非常に合理的です。
ループ自体は映像ソフトでつくるとしても、つなぎ目を細かく追い込まなくても、PowerPoint側でin,outのフェードが準備されているので、あまりに変化の激しいものはともかくとして、数字を入れるだけで繋ぎ部分は多少ごまかせるのではと思います。
とはいえ、あまりに重い動画だったり、CPUやメモリが貧弱なマシンだとスムーズにならないかもしれません。
プレゼンの進化は動画で完成?!
にしても、矢印状にくりぬいて表示させるなど、映像編集ソフトでもマスクを駆使するような面倒作業がワンボタンで出来る多機能さに驚いてしまいました。やはりmicrosoftの方も進化が行きつき、映像側の機能を高めるぐらいしか、スライドショーの進化の余地がないのかもしれません。
いずれにせよ、イベントでループする動画背景を使うことで、華やかにかつ、簡単に文字修正できる仕組みが整ったというワケです。