先日は思わぬ80分越えの音楽CDづくりに苦戦、連日作業することになりました。今回はそのAudioCDづくりのお話しの続きです。
デュプリケータ―登場
修行僧ではないので、60枚近い複製をさすがにPC1台で1枚づつ作業しているわけにいかず、同時に5枚焼けるデュプリケータ―を起動しました。
この装置はDVD,CD対応の複製装置で最大16倍速で書込みが可能です。メディアからメディアへ複製も可能ですが、HDDも内臓しているので、そちらに保存することで、フル回転速度で高速&安定的に複製することが可能です。すでに何十を超えるコンテンツが入っており、いつでも大量複製体制が出来ているのです。
いざ複製
ということで、このHDDへの保存作業までは問題なく終わりました。
そしていざ複製!ということで試しに1枚だけ入れたところ、やはり!想定していたエラーが起こりました。ピピピッ!という音とともに、何も処理せずの空CDが無常にも出てきたのです。
84分30秒のCDはやはり規格外だとあきらめ、81分ちょっとと、短くしたCDに切り替えて再試行したところ、同じ結果となりました。
動きだけを見ていると、どうやらCDの規格通り、700MBまでの品行方正な設定がされているようです。
トラブル解決
善寺にきたわけではないので、さすがにあきらめきれません。あまり見たことのなかったデュプリケータ―装置の、オプション設定を必死でまさぐったら、なんとCDなんたらというキーワードが見つかりました。
じっくり見ると、「CD Overburn」と書いているではありませんか。まさにこれが700MB越えのスペシャルオプション、必要毒のマッシュルームオプションだと判断し、OFFをONに切り替えました。
こうして再度チャレンジ。無事720MBと表示されるCDをどんどん複製してくれました。いつもながらエラーは1枚もなく優秀なメディアと本装置のお蔭で、その後は何もなかったように作業終了となった次第です。
複製をどこかで依頼する場合は、まさにこの行為が出来るかどうか、確認した方がいいかもしれませんヨ。 |