突然始まったTrouble
昨日、21時ぐらいのこと。いつも聞こえるはずの低音がなくなったかと思った途端、部屋中を扇風機が何かに絡まったような大きな異音が支配しました。
冷蔵庫の方角から聞こえるこれは、なんだか唸っているようにも聞こえ、道路側に面する窓を閉めたため、なお一層、雑踏音がかき消され、異常音を強調してしまったのかもしれません。
恐る恐る冷蔵庫のドアを開けると、まるで防音の厚い障壁がなくなったことを喜ぶように、カラカラガガガ・・と、出口方向に向かって異音をまき散らす始末。近所迷惑はいうまでもなく、すぐにドアを閉めて、対策を練り始めました。
この冷蔵冷凍の小型冷蔵庫は記憶が正しければ、誰かからのもらいもの。もらった時点」で8,9年は経過しているから、既に彼らの年からいくと還暦か・・・・中古で買うにしても・・リサイクルで廃棄はいくらか・・大きいものは不要だし・・・ |
さらに加速
1時間後、再度ドアを開けてびっくり。冷凍庫のウニや、イカ、肉などの食材を覆う氷が解け始めている。さらに電気はつくものの、冷蔵庫には冷気が感じられない。
真夏ではないけれど、かなり危険な状態だと判断したが、きっとコンセント抜き差しとか、明日まで時間が経過したら治るだろうとたかをくくって放置することにした。
深夜、異音で目覚め、記憶が緩やかに戻った30秒後、夢遊病患者のように冷凍庫を開けると・・・やはり完全に氷がなくなっている。そして冷蔵庫は、単なる物置と化していた。一応冷凍庫に冷気が感じたため、腐りやすいものや、発酵しやすい食材、卵など冷蔵庫の中身を、冷凍庫に詰め込んで、眼を閉じた。
2時間置きに起こされた悪夢は、翌朝も変わらず確認できたことで、買うと決心した。
企業理念は修理固修
しかし、企業理念で修理固修を掲げる人間としては、そうやすやすと手放すことは出来ない。そういう想いに至り、HPで集めた情報群を元に、ダメ元で、Youtube Liveでの生中継修理をすることを思いつく。
総時間は1時間弱。結果はなんと異音どころか、前からあったわずかな耳障り音すらなくなり、快調に回復した。修理して食材が修まり氷が固まった。これも修理固修といえるのかもしれない。(笑)
通常は1万か2万か、見積だけで5千円は確実で、時間もかかる。うまくいったあとだから思えるのは、もう冷蔵庫は古いからとか、面倒だからとか、ではなく、昨日まで動いていて、動かなくなったのだから、案外、原因はこんなもの(霜、氷)かもしれないので、案外ダメ元で修理をしてみるのもおすすめです。(コンプレッサー故障や、冷却センサー、ケーブル断線など、物理的な故障ならプロに頼むべき)
ご参考
違法な回収業者に依頼してしまわないためにも、依頼する前に「一般廃棄物収集運搬業」の許可を得ている業者かを必ず確認しましょう。家電量販店などに冷蔵庫を回収依頼した際のリサイクル料金は、メーカーによって異なります。170リットル以下の冷蔵庫で3千6百円程度、171リットル以上の冷蔵庫で4千6百円程度が相場となります。収集運搬料は、1台につき5百円程度と考えておきましょう。
まだ一度もメンテをしたことがない方は、この機会にぜひ!冷蔵庫を確認してみてください。