新約聖書と旧約聖書の成り立ち

特に何教ではありませんが、外国を知るには聖書は欠かせないということで未信者ながら、聖書も積極的に学ばせて頂いています。

先生が完全に消化吸収した上で説明されるので、丁寧で解りやすく、質問にも即答、何人もの牧師も学ぶという講義。ユーモアもあるので、バックボーンのない初心者でも、楽しく深く学べる聖書勉強会が今日もありました。

写真を取り込む、OCR精度もなかなか良い

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ヨシアの貢献もむなしく、堕落の歴史だった旧約が終わって、つなぎを経て、いよいよ新約に移ります。旧約を知らずに新約は正しく理解できないらしいので、そういう意味ではカリキュラムも理にかなっています。

旧約が1000年の歳月でヘブライ語で書かれた39巻に対し、45年の歳月で書かれた66巻ギリシャ語で書かれた新約。

AD397年に第二次カルダゴ会議にかけられて、これ以上神からの新たな啓示はないというところまで、整理されました。

ヤコブの原福音書など、ある目的で作られた偽典を学ぶと、誤った方向に向いてしまう正典の採用基準は、使途性、内容、普遍性、霊感性であるという話も興味深かったです。

20160112205648何よりも新約での主、イエスキリストは、ユダヤの王であり、旧約で伝えようとして断念した神の教えを、神自らが低い立場、みすぼらしい姿で人々にへりくだりってまで伝えるべく、最後のチャンスを与えにきた。そして一度、一方的に破棄された契約を、旧約をグレードアップし、永遠に学ぶことができる優れた契約にしたのが新約の役割

ものごとを、バードビュー、つまり俯瞰(ふかん)で教えるから、森を見て木を見ることができる、そんな勉強会が今年もスタートです。

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