逆境は未来イノベーションの糧

社会主義、みんなで仲良く平等に

・・・というと、とても美しく、一見は、誰しもが火の打ち所もない素晴らしき考え方に見えます。

しかし世界を見渡してみると採用国は少なく、しかも国が栄えているとは思えません。(形骸化している中国のような国もあります)

なぜなのでしょうか。
やはり、本当にすべてが平等ならいいのですが、働いても働かなくても賃金がいっしょ&汚職で優劣が変わる という不公平感はやる気を損ないます

結果、給与が増えることもなく、技術も進化せず。国民すべてが役人状態がとても健全で正常な状態とは思えません。(資本主義も問題をかかえてますが銀行が本来の姿に戻れば解決しそうです)

逆境を超えた人は強い

写真 2015-11-15 11 12 23災害はとても不幸なことだけれども、幼少時代にそれを体験し、いろんなものを乗り越えた子供は強い足るを知り余りある困った を目の前に見てきて、それを解決しようとする力がみなぎるのだと思います。

こういった子供は大人になっても、全ての行動に無駄がない。しかも乗り越えたものが大きければ大きいほど、目の前の問題に対して、智恵をひねり出し、通常では考えつかないような能力を発揮するように思えるのです。

子供も大人も精神が病む

写真 2015-11-15 11 09 06日本の子供は世界でも裕福とされていますが、物理的な裕福度に比べて、心の裕福度は世界でも46位(昨年より悪化)と不名誉な状態になってしまっています。(2015年度版世界の幸福度ランキングより)

それどころか、少しの不満でも、すぐに根を上げギャーギャー文句を言う小生意気な子供を見ると、呆れてしまいます。とにかく就職希望では役人、大企業が多く並び、何をやりたいかがないまま、食べるために生きる大人ばかりが増えてくると大変です。

これは、家庭内で親が子供に対して、会社の愚痴をばらまき、社会人の面白さを伝えていないことが要因だといえます。

 

ほめる文化

さらには子供をほめる文化が少ないこと。

写真 2015-11-15 16 27 52イチローやサッカーの本田中学生時代の日記を見ると、そのころに外国でプレーをして、億単位の契約金で活躍している夢を描いています

体力や才能面ではもっと優れた人はたくさんいただろうけれど、なぜ突き抜けられたのでしょうか。

彼らの努力はすごいと思いますが、それ以上に夢を抱く子供時代、大人の曇った目線で、足が遅い才能がないなど言わず、優しく夢に対して、具体的なステップを語らせ温かく見守るサポートしていたからです。

足るを知る

次世代を支える子供に夢を希望を与えることと、足るを知る ことが、日本に欠けている精神だと考えます。

写真 2015-11-15 11 06 26今日の出張。10年前にローカル路線の廃止を憂う人たちが立ち上げた電車を愛する会。居酒屋やジャズ、婚活など、電車貸切した車内で展開させるというアイデアはとても斬新でした。

人は逆境になったとき、不屈の精神が現れるようプログラムされているのかもしれません。もちろん一人じゃない ということが伝われば。

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