感動コンテストの収録と配信に、間接的に関わらせて頂いていますが、今年でもう3回目?!
ちょっとした趣向
今回、ちょっと変わった趣向をこらしたいと思い、当日参加者配布するチラシ上のAR導入に踏み込んでいます。
背景がスマホカメラが捕らえている現実画面、手前がヴァーチャルな動画ということで、紙の上でスマホの画面とスピーカーから、メッセージが飛び出します。カメラのピントによっては、背景がぼけて被写体が浮かび上がるように見えるのが面白いです。
さらにこれは、紙だけでなく、画面上でも反応するから面白い。デジタルのみで良いところをアナログを経由するだけでなぜか新鮮な気分になるのは、人間がアナログだからこそ所以でしょう。
かなり難易度が高いと思われたこんな革新技術も、別件の講演会開始前のほんの10分を借りれば、設置と撮影が可能になります。そして現場に持ち込んだ1,6Kg程度のノートPCで背景を抜いて、ざっと演者に確認してもらえれば、あとはファイル転送作業のみで終わりとなります。
融合融合
ITと映像がまさに融合していく予感をひしひしと感じます。ゲーム会社が子供向けアニメを制作し、TVではなくYoutubeに動画を掲載したのも解るような気がします。
生中継がインターネットで気軽にできるようになった今、当日行われているイベントに、わざわざ足を運ばなくても、北海道から九州まで、はては世界各国から見られるといっても誰も驚かなくなりました。
しかし、全国大会なら、勝ちあがれなかった地元がPCやスマホ、タブレットを前に応援できるメリットはあります。そして投票のようなアンケートを使ってコミュニケーションを楽しむことも可能です。
映像の双方向もSKYPEなどを入れればOK,まるでTVでおなじみの夏の高校野球のように、ネットでの映像文化が花開こうとしています。
もっとも、政治にITを使えば真に民が望むことの統計が簡単に取れると思いますが、悪党政治家が票を取りにくくなることと、役人が減るだろう将来を見据えると、やりたがらないでしょう。
生中継映像の背景
派手に動くVJ映像を設置した場合、転送レートを950kbpsから1300Kbpsまで高めたら、それなりにブロックノイズがないことが解りました。
あくまでもNDIVIAのグラフィックカードの恩恵ですが、CPU負荷も2,30%程度の使用率だからPCが高負荷でハングアップすることもないでしょう。
さぁどうなるか、進化は微々たるものでも、昨年よりも新しいチャレンジが成れば幸い至極です。次は、遠隔地同士の会話をイベント内に活用することと、ステディーショットを生で使うパターンでしょうね。(笑)