腸の勉強をすればするほど、オリーブオイルのすごさがわかります。
- オリーブオイルを飲むだけで便秘改
善
- イタリアでは今でも便秘のお子さんにオイルをよく飲ませる
- ほかの油と違い、小腸で吸収される量が比較的少ない
- 下剤として使われ、海外旅行で便秘の時の常備薬としても利用される
もちろん大量の取りすぎはどんな良いものでもダメだと思います。オリーブの場合は1日大さじ1~2杯だといわれます。2杯だと30ccというから結構な量ですね。(笑)
来年のオリーブ
当社でも小豆島のエキストラバージンオリーブオイルを扱って3年目、来年はどんなものになるでしょうか?
農家さんによると、今年はオリーブが不作になりそうです。ミッションなどそもそも隔年しか実がならない品種もあって、さらに全体にオモテとウラの年があります。昨年度はウラであったにも関わらずあれだけの豊作でした。映像でもありますが、ほんと鈴なりでした。
今年は表だけど不作、なんとも厳しい状態ですね。
しかし世界的にみると、例年とは比べ物にならないぐらい大不作だっただけに、この小豆島の豊作はなんだったのだろうと思います。農家の愛情ではどの国も負けないと思いますから、そうなると低農薬&土の肥やし方を早くから研究し、追求したおかげなのかもしれません。
コーヒーの潮流
オリーブと同じ白い花を咲かせ、赤い実をつける。果実ではなく種を使うコーヒーでも、オーガニック、単一品種(シングルオリジン)で農園や生産者も同一、フェアトレードといった、農家重視の流れが来ています。
日本初上陸で人気のブルーボトルでは、煎れかたまで、一杯抽出というから、まさに良いものを最後まで追求していく姿勢がますます大事だということですね。
しかしオーガニックを追求すると、結局はどれだけ良い土壌で育てるかが大切になってきます。プロは土の甘みや、ミミズを指標にします。科学肥料や農薬は、人間でいうところのお薬。これに頼らず、自らが強くなって害虫に負けないようになる方が、良いものを産み落とすことになるのは間違いありません。
自然に対抗するのではなく、共生してゆくことこそが、いろんな意味で実りあるものが出来ると思う次第です。
自然と共生する農家さんのコメントが身にしみます。
「来年度のオイルは残念ですが来秋の実りを楽しみにオリーブ育てます。」
やはり人間は生きるに必要なものは全て最初から与えられている が、まじめに誠実に向き合わないとダメなんだと 思い知らされました。