ミルキーウェイ

P1070859昔、食べ過ぎて当たるなど体調を壊して、しばらく食べなかった食材。誰にでもあることかもしれませんが、そんなカキを久々に腹いっぱい食べるツアーに行きました。
カキがダメでも新鮮な魚介類を、漁港の近くの漁師たちが作った場所で、しかも自分たちで焼いて食べられると聞くと、ツウでなくても食欲をそそることでしょう。

P1070850漁師の荒っぽくも元気の良い掛け声がこだまする店内。
潮の香りが漂う港で、エビ、ホタテ、イカなど好きな食材を食欲に合わせて盛ってゆく。網の下は、ほどよい火力に熱せられた炭火が横一面に並べられ、食材を待っている。量り売りの醍醐味と、観光地ならではの昂揚感で財布のひもが緩んだ結果、トレイとナイロン袋の中は大漁の食材が占める。

人の良い県民性を備える両となりのお客さんに軽い挨拶をしながら、かけわけたスペースで、食材を一つ一つ、つまんでおいて行く。

P1070869カキは生でも食べられるけれど、少し火を入れて、パカッと開き、潮が吹きだす頃合いもなかなかの味わい。レモンをふる人もいるけれど、十分に含んだ塩加減が絶妙で、何もない素直な海の幸を豪快かつ、理想の形で美味しく頂きました。

P1070854 P1070868 P1070871P1070846 P1070845P1070870まさにカキ街道、無料で食べさせてくれる店が並び、はしごをするだけで満腹になるこの夢のようなパラダイスは、当然食べた人の何割かが購入するから続くのであって、ぜひともこの流れがずっと続いていく様、今の日本の国民性が続くよう願った次第です。

P1070882兎にも角にも、好天に恵まれ、太陽に反射する銀色の瀬戸内海を一望できたことと、海の幸のおかげで、少し肌寒いけれど、体を温め珍しい休暇を堪能させてくれました。
口の中がミルキーになる道、ミルキーウェイ!

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