カニの活かし方!?

カニの季節になってきましたね。せこカニ(こっぺがに)学生のころ、なんと3年間も?の百貨店でバイトしていた時代があり、塩干部門にいたあと、エビとカニ売り場を任されていた記憶がよみがえります。

冷凍モノなので消費期限が来ると捨てるという概念は確かなかったと思いますが、ケースからはみ出たとか、輪ゴムから落ちたカニの足を、随分持って帰って食べた記憶があります。たまにこっそり、基本は許可をもらって(笑)

もちろん蟹本体も随分と頂きまして、カニみそなんぞ、学生の身分でありながら、カニを食べ飽きたなんて号外していた自分が懐かしいです。

もっとも、被害をこうむったのは、同じ下宿先のごみ箱前に住んでいた部屋の住人。同級生でKawasakiのバイクGPZ 750ccをこよなく愛し、私も随分、借りて乗せてもらったものですが、その恩も忘れ、捨てたカニから出る悪臭をこのシーズンは随分浴びせかけて、翌朝叱られたものです。せめて声がけしろと、せめて食わせろと(笑)

そのころはズワイガニとか毛ガニ、花咲ガニが多く、たまに せこガニも持って帰ってました。花咲ガニはほんの甘く、いまいち口に合わないと思ったら、ヤドカリ系に属するとかで妙に納得したことがありました。

写真は緑タグのカニ こっぺがにです。地元で採れた貴重なカニ。

調べてみると、せこカニとも言うのですね。地域によって呼び方は違うようで、山陰地方の日本海で水揚げされた蟹を地域独特の呼び名で言うようです。松葉かにのメスということは知りませんでした。ズワイガニも松葉ガニと呼ぶので、なんだか自分の知識がごっちゃになっていることが解りました。せこガニは味噌が命で、その他部位は小さいイメージがありましたが、百貨店のものは小ぶりなだけだったんですね。せこ蟹

ちなみに、かにの産地の証明に一匹づつタグが付けられます。タグの色は地域ごとに違うようで、さらに水揚げ漁港や船の名前が入るところもあるようです。ここの緑タグは丹後半島なので京都になっています。

現在HP制作の過程で、映像をSEOにと、いろいろご提案&作業が進んでいますが、ヴァーチャルだけでやっていることもあり、学生時代のように久々カニをたくさん食べたくなりました。確かに現実の蟹本体を動画にしても美味しそうには見えないし、ズームしても意図がわからないし、やはり茹でた身を顔の上でさっと取り出して、大口をあけてがぶっといくのが一番、食欲をそそりそうです。

地元のカニを湯がいて頂くにしても、カニはなぜこんなに怖いのでしょう。巨大なダイオウイカが一世を風靡しましたが、大王カニがいたらやはり大きな爪の姿で失神してしまいそうです。

やはり三杯酢で頂くのが一番好みにあっています。あぁカニ食べたい。

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