阪神淡路大震災から20年

もうそんなに経ったんですね。
図書館の特設コーナーにならんだ図書の中で、神戸新聞社の人達が記録した本を眺めて、あの当時の恐ろしさが蘇ってきました。

写真 2015-01-17 21 36 211週間前、友人とのスキーのために落ちた国道43号線岩屋交差点周辺の高架下に集合していました。当日は、東大阪の会社寮の4階で寝ていましたが、恐ろしい振動に起こされました。縦揺れ、横揺れの怖さは忘れません。その会社の女子寮が夙川にありまして、住めない状態になりました。女性社員たちが東大阪の男子寮に来て、風呂も食事も共有した緊急事態下での生活も心苦しくも懐かしい思い出です。

この日になると、やはり風化させてはいけないと思いつつ、いったい自分たちに何が出来るのかを考えさせられます。

映像サービス会社としての視点も考えるべきテーマです。ネットが遮断されていなければ生中継などでテレビよりも早く現場を伝えられますが、やはりバッテリーやネットのインフラを独占できないだろうことを含めて限界があります。今ならマルチコプターが大いに活躍するのではと思っておりますが。。。

もう一つ、地震火事の一次災害もそうですが、パイプラインである水やガスが止まったことによる影響も大きかったです。地中に埋まるインフラ修復にはとてつもない時間がかかり、何よりも後から知った二次災害で亡くなる多くのお年寄りがいたことに、心痛めました。

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せっかく助かった命が、肺炎でなくなる恐怖。神戸大震災では震災関連死で肺炎が24%を占めました。また東日本大震災翌年の国の統計では60歳以上の死亡要因で肺炎がついに3位に上昇し、その影響が問題視されています。

この難題には東日本大震災ではわずかながらお送りした我々のバイオが役に立てるのではと思っております。100mlに高圧縮しており、希釈後20リットルになることで圧倒的に保存スペースが少なくてすみます。軟水、硬水、海水でも、酸性アルカリ性、さらに温度に関係なく希釈できるので、飲めないものでも、てもうがい程度には利用可能になります。(水そのものが汚染されている場合にはダメですが)

口腔ケアの大事さは、非常時に限ったことではありません。高齢者の死亡要因3位である肺炎、いかに抗体が弱った体に外的は容赦ないかということがわかります。歯科衛生士さんと組んで広めていきたいと思います。

いずれにせよ亡くなった方のご冥福をお祈りします。

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