お節料理 食材に込められた意味

昨日に引き続き、お節関連の情報です。

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  • 黒豆
    勤勉にに働く「まめ」と健康を意味する言葉の「まめ」をかけた縁起物
  • ごまめ(田作り)
    五穀豊穰の祈願とまめ(健康)に暮せるように。小魚(片口いわし)を田畑へ入れたら豊作に。(江戸時代の高級肥料)祝って五万米のあて字とすることも。
  • 数の子
    にしんの卵。卵の数が多いことから子孫繁栄を願う
  • 市松かまぼこ
    祝いの色 紅白を交互に重ねる。歌舞伎役者の佐野川市松がその柄を着て人気になった。
  • えび
    老人になるまで長生きするように。長いひげをはやし腰が曲がった歳になっても。
  • 栗きんとん
    財宝につながることから裕福でありたいという願いが。
  • 昆布巻き
    よろこぶ。
    結ぶなど縁起物に使われるめでたい食材
  • ごぼう
    細く長く生きることを願う。
    細く長く地中にしっかり根を張る縁起よい食材として
  • うれんこん
    穴があいて先の見通しがきく
  • 栗きんとん
    豊かさと勝負運を願い、
    黄金色に輝く財宝に、豊かな1年を願う。山の幸の代表の栗は勝ち栗
  • 里芋
    親イモ、子芋と増える子孫繁栄をねがう
  • 紅白なます
    お祝いの水引をかたどったもので、おめでたい意味が込められる。
  • 鰤(ブリ)の焼き物
    鰤(ブリ)はツバス → ハマチ → メジロ → ブリと出世魚であることから、出世を祈願
  • 鯛(たい)の焼き物
    めでたいのごろ合わせ
2013年の国内への海外旅行者が約500万人。外国人旅行者、2014年に1200万人到達へ 過去最高のペースを果たし、2020年に2000万人に向けて国のインバウンド政策が動いています。この2015年の正月も、日本の年末年始を味わうべく、大勢の外人の来訪者が訪れたようで、福袋にお屠蘇に、おそばに、黒門市場へと日本の古き文化を味わったようです。

円安が去ったらあっさり人が引いたとならない様、ぜひともこのタイミングで、本当のおせちの意味やお正月の意味を、日本国民が知って、外人さんにひとつでも、お土産小話をしてこそ、次につながるものと思います。

 

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