たかがボタン、されどボタン

オーダースーツの工程を既に12日以上撮影

してきて解ることは、ほんと恐ろしい行程を繰り返していること。

とても好きでなければここまで苦労の連続を繰り返すことはできない。

先生や関わる人達ヒアリングしても、裁縫時間はとても辛い、早く終わりたい・・・口々に言う。

まるで、なぜ山に登るかと、命をかけたエベレストなどの登山家に聞くのと似たようなこたえ。

特に袖付けなどの行程、完成系が見えてくると、とても楽しいといいます。

まさに苦労して登ってきた山のゴールが見えたとき一番楽しいとうことでしょうし、その快感、喜びがあるから、続けられるということでしょうか。

ユーザに近い仕事が最強

あらためてこの職業を思うと、オーダーは着る人が決まっているからこそ、その人に特注された形で、体型に合わせたフォームで、そこに自分の技術を、カーブをあてこんでいく。恐ろしい程の数字が頭に入っており、相手の体型を思い浮かべながら、見えない数字を加減してゆく

これこそ、発注してくれるお客さんの顔が見えるから、ずっと着続けてくれる姿を想像するから この喜びも一塩なのかもしれません。

あらためてお客様の顔の見える仕事というのは、モチベーションの塊なんだと思った次第です。

ちなみに、イギリスでは代々、スーツも引き継がれていく・・・このボタンも減らしたり、増やしたりしながら、メンテして、引き継いでいくようで、職人世界は、日本の着物の様な文化が残っているのですね。

それにしても海外の技術を学んで、それを日本流に形にして、すごい高みに到着する日本流はやはり道なんだと思います。

編集も確かにしんどい事も多いけれど、やはり完成が楽しいとうのも近いのかもしれません。

やはり天職を見つけられた人は幸せなんだと、強く痛み入った次第です。

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