光陰矢のごとし 動かざる事 クレームのごとく
何度か書いていることですが、改めて深掘りしたいと思います。
撮影してその日のうちに結果を見ておくことは撮影者にとって とても大切だと思っています。
これはあの時 こうしたら良かったと学んだとしても、どんどん記憶が劣化するからであり、また、あってはならないものの、万が一のトラブル時、お客様にご連絡をして何らかの手を打つなど素早い対策が出来るからに他なりません。
特に卒業シーズンなので、納期的なお尻が決まっていて、速くやった方がいいわけで、いろんな効率アップで、納品を速くする技術は、ないよりも合った方がいいかと思っています。
そういっても従来型の撮影方式では
もろもろ難しいと思われますが、デジタル技術の進化でどんどん機器は小型化し、撮影現場に編集用のSSDディスクを持っていけば、すぐにデータを吸い出して、バックアップ取得と撮影動画をチェックすることが可能になります。
バカみたいに超高画質で撮影してしまうと、コピーに何時間もかかったり、ディスク容量がすぐに枯渇してしまう事もあって、マイクロフォーサーズシステムとスマホの組合せ はとても良い最適解だと思っています。(今回のトータルが1.5時間で100GB程度)
さらには、最近 可能な限り手がけていることは
全データが吸い出せたら、その場でマルチカメラ編集直前まで作業をもっていくこと。
音軸での同期合わせが出来たら、あとは、タイムライン上でマウス選択するだけで、本格編集が出来てしまいますから、この作業はやっておけば、後がすんごく楽になります。
といいつつ、今回はデジタル一眼2カメと、スマホ3台を全てFHD60P& h.264で収録したので、それなりのボリュームにはなりますが、それでもなんとか喫茶店に駆け込み、ディスクコピーも終了し、1.5時間後には、綺麗なタイムラインができあがった次第です。
戻ってからそれらを別のHDDにバックアップ、低速なので1時間ちょっとかかりましたが、ここまでしてはじめて、問題なく編集作業に入れます。(と思いつつ、外付けは何かと面倒なので内臓SSDにコピーしました)
リアルタイム再生しながらのマルチカメラスイッチの性能は
というと、ところどころひっかかるところはありつつ、全てのマルチパネル子画面が再生出来ているところを確認できたので、お気に入りになったPC LegeonGoハードとDavinciResolveの組合せでは、少し時間を置けば、きっと快適に編集が出来る&してみたいと思っています。(キャッシュ作成していないのですぐに作業開始出来る)
難しい現地対応
にしても、三脚に乗せた場合は、2列の真横からお子様を見る形になるので、奥が映らない。それはそれで仕方ないのですが、やはり耐えきれず、三脚から外して手持ちで撮影をしてしまいました。
イイトコドリという意味では、ご父兄も全体の状況が解っているわけで誰もが納得してもらえるかと思いますが、施設側は当たり前ながら 式典優先で記録カメラ側に寄り添えないということで、ほんと難しい撮影は鍛えられるなぁとドキドキを味わいました。(モバイルバッテリー接続のGH5で三脚脱着動作で 万が一ケーブルが外れたら一触即発)
<補 足>
スマホ側の録画も途中でストップしたら怖い。でも今回の工夫は、これ。
Wi-Fiルータを持ち込み、LOOXでスマホ2台にログイン、2画面をLOOX上で確認しながら本番スタートまで 問題がないことを確認出来たこと。
ピアノ側につけたカメラに先生が触れていて画角が変わっていたので、すぐ駆けつけ角度修正、ほんと助かりました。