リアルタイムが全てを加速する 恐ろしい編集スピード

昨日、キーキャプとキースイッチをライブ収録しながら、交換したのです。

が、その編集が 今日、あっという間に終わってしまいました。(いつもと比べて自分比)

高速マシンだから ダラダラ繰り返す映像箇所は 早回し設定。300倍速してもリアルタイムにプレビューも見られ、しかも15分弱の映像レンダリングは、2分弱でした。

PCは電源接続せずバッテリーだけで編集終了。ほんと感動にスピード!これならミスが見つかっても、何度でもやり直せる。

あらためて映像編集後の見せ方が多様になった今、はレイアウトなどを後から構成しようとすると、例えばグリーンバックの後ろ側に出したいと思っても出来ませんが、リアルタイムに収録すれば、そもそもOKテイクになるまで、繰り返せばいいだけなので簡単です。

 

配信じゃなく 収録でもこの技術は使用できる

 

そして収録の合理化についていも、マルチカメラをデジタル一眼レフを何台も使って、これをやろうとすると、レンズ含めてコストも高く、メーカー毎の色調整も難しく、モノが重いだけに三脚やHDMI、電源、そしてスイッチャーなど、いろんな運用面での考慮事項が出てきます。

それらのカメラが一部でもスマホになれば、無線でかつ、バッテリー駆動で超お手軽に出来てしまう可能性があるのです。

今回はさらに楽しようとして簡易のルータを使用したので、カクカクするところもあったのですが、案外乗り切れた気がします。(自分比)(^_^)

 

ディレクターの仕事は何だろう!?

とにかく写真でも映像でも,後からなんだって出来る(ことも多い)時代ですが、作業者目線で見れば、とにかくそれが面倒であり、かかる時間に対して、編集まで満足いくギャラをもらえないケースがあって、難しい時代がやってきています。

クリエーターに後からやらせればいい、というディレクション放棄にすら繋がる悪癖をする人も散見されるわけで、やはり、武士の斬り合いといったその場で最終形を見ていろいろベストを尽くすことが最短納期に繋がることが解ります。

もっとも、リアルタイムだから失敗する可能性も多く難易度が高い。綿密な事前準備やそれなりの豊富な経験が必要であり、そこを怠るともっと酷いことに成る。一部映像で遅延があると全てが波状・大惨事になってしまう。

だから結局は、リアルタイムだからこそ、リカバリーが難しい分、リスクや最終形を深く考慮する必要があって、リアルタイムは究極の伝達手段であると、特に現在は深く実感する次第です。

ライブ配信は配信したら納品終了だけに、それまでが大変ということで楽な仕事は決してないですが、成功したら嬉しいものです。

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