やはり予想はあたりました。
144Hzのリフレッシュレートで グラフィック負荷、CPU負荷の高い 3Dゲームほど 過酷ではないとはいえ、まだまだ映像のレンダリングは コンピュータにとって大変な作業です。
いったん編集出来たFHD動画。いったんレンダリング書き出しをやってみました。何せOBSでの項目、ハードウェアでのレンダリングが出来る機能を知ったため、特にAV1というコーデックは初だったので、やってみて 今日はとても驚きました。
ダビンチのレンダリング画面
なんたって、Youtubeでも最近サポートされたこの形式ですが、高性能の外付けGPUを搭載したデスクトップでしかハードウェアレンダリング出来なかったわけで、これがこのお手軽620gでバッテリー駆動で実現する性能にただただおののいています。
思った感想を箇条書きで並べてみました。
- 不要部分を削って削ってミニマムで3時間23分のFHD動画ファイル
- とにかく爆速でのレンダリングスピードがすごい
- AV1が爆速過ぎて恐ろしい
- バッテリー駆動でこのスピード(同じ事何度も書いている)(^_^)
- 動画がサクサク、早送り画面を眺めるのが楽しすぎる
映像業界は、やはりポータブルゲームPCを採りいれるべきだと確信
17:30-レンダリングスタート
DavinciResolveでのフレーム表示で、最大200を超えるフレームレートをたたき出す
200フレームを仮にずっと維持出来たとすれば、今回の映像が30フレームが基本だから 6.666と約7倍のスピード。つまり動画が3時間23分=203分/6.66=30分ちょっとで終わる計算になります。
実測値ではバッテリー問題でパワーが遅くなって 40分ぐらいかかりましたが、上出来でしょう。
今回、タイムイズマネーを 特にレンダリングという待ち時間の比較的長い 講演会収録で証明できた次第です。
<条件等>
- DavinciResolve 18.6 無料版使用(CPU負荷が3割ぐらい)
- ファンを強制的に爆速に設定してレンダリング
- 残バッテリーは25%程度(3時間ぐらいバッテリー編集した後)
- 静かな部屋では、ファンの音が多少主張するが喫茶店で音が気にならず
- マルチカメラ編集では 4倍速で早送り出来る性能
- 見ているのが楽しいから思わずレンダリングするクセがつきそうで怖い
と調子よく書いてたら バッテリー残量が 残り10%を 切って省電力モードが起動してしまいました。
バッテリー消費が凄い件
慌てて、標準付属のACアダプターと同じ出力 CIO製の65WのUSB-Cをぶっさしたのですが、全然充電が進まない。
恐らく100Wクラスの電源供給がなければ 減る方が早すぎて 増えていくことはないのだろうと思いました。
何かで見たのですが高負荷時は、100Wクラスの電源供給がなければダメとか。実際、10%を行き来してやばかったので、いったんパフォーマンスモードから 省電力モード、バランスモードにして 少し復活したように思います。
もちろんずっと レンダリングは進んでいる状態
確かに一般的なノートPCでも30Wの電力消費は早々ないわけで、このサイズにこれだけの高機能を詰め込んだマシンはそうざらにないのでしょう。
熱で壊れるリスクや、使い方が乱暴になって壊れがちなリスクを考えると、国産メーカーは手を出さないジャンルではあると思いますが、きっとこのまま続けば、みんなが気付いて市場を独占されていくような気がしています。
自作キーボードのすごさ!
この嬉しい進化を、感動をそのままに、リアルタイムにメモ帳に書き殴っても 不快な音もなく、きっちり良い音で受け止めてくれます。
いろいろあって今、レンダリング終了。
レンダリング終了
-
時間を見れば18:10。17:30-レンダリングスタート なのできっちり40分でした。
- 途中、バッテリー絡みでわちゃわちゃしましたが それでも人に誇れる結果だったと思います。
- 1点忘れていました。ファイルサイズですが、オートで実行したにもかかわらず なんと 1.71GB!!!
- 例えば いつもの 6MbpsのH.264でレンダリングした場合は、0.75Byte/s * 12180秒(203分)= 約9GBの計算。
- Autoでレンダリングしたとはいえ、そこそこ画質劣化は少なく綺麗に見えます。
事前情報では 確か3割でしたが、今回は 2割ぐらいに圧縮出来て 驚きました。
つまりこれなら 膨大なディスクを要する映像保管を、ディスク容量軽減が出来ることにもなります。
今回はFHD 30Pでしたが、AV1の本領発揮はHDや4K。また機会があれば テストしたいと思います。
現在はWebM(VP9)を採用しているYoutubeですが、次はAV1というのも解るような気がします。
念のため、AV1を再生したり編集出来るソフトは まだまだ限られていること