本気でそうなっているかもしれません。高齢化は人間だけでなく、天井の崩壊とともに公共施設を潰して行く。
納品で久々神戸に行きましたが、1件 打合せ延期のため、急遽、伊丹市の施設白書の説明会に参加してきました。
公共施設は、みんなのもの=みんなで維持管理する必要がある。利用者目線で好き勝手いっていたら、今年保全辞めとこう、みたく すごいところまで来てたんですね。マンションの積立金なんてものはゼロ。また高齢化で歳出が増え、維持か壊すか、本気で取捨選択が迫っている現状を垣間見ました。
全国的にみても住みやすい伊丹、川西、宝塚、三田、西宮、芦屋、尼崎、猪名川町は人口増加。
とはいえ、人口増加が続いている伊丹市でさえ、19万6千人の人口のうち、51%が高齢者、生産年齢人口(働く人)は減っている。
伊丹市には、全公共施設60万m2の中に、築30年以上が67%もある。
もっとも毎年47億円の維持費さえ負担すれば100年は持つという。。。
が 税収600億円で市民税が半分、ボートレースで数億、その他 国や県からの借金でほとんどを補う。高齢化が医療保険費UPの追い打ちをかける。
さすがに小中学の校舎は、100%耐震対策完了とのことですが、予期しない何かがあったら、立ち行かなくなるのは、目に見えています。
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ということで、聞きながらiPad miniで手書きメモ。
生放送でこの追加されるメモ画面を流すというのも面白いかも(笑)
というか・・・
こういった大テーマ・課題は、案外市民に知られていないことが多く、来た人だけの頭数で対策を考えるのもありですが、ネット生中継して、放送終了後も見られるようにすると良い意見が集まるのではないかと思いました。
とても課長さんが熱い方で、危機感とともに 熱意が伝わってきましたからなおさら。
個人的には、市民に問題点をさらして、言いたいこと言わせた後、みんなでじゃあどうしようとするのがいいのではと思っています。いずれにせよ学者の頭を借りるだけでなく、主婦も宗教家もボランティアもベンチャーも、退職した企業OBも、街を愛するおばあちゃんも、お犬さまも 集めて、朝まで生放送をやって、みんなを巻き込んでアイデアを出すしかないと思っています。
これは回数重ねないといけないでしょうが、田原総一朗がいなくても、意見を言いたい人がでるのは間違いないと思いますし、Youtubeなら他の人からのアイデアもでるかもしれません。
そんな開催場所に、畳の和室(利用率20%切る)を使うのもありで、定期的に集まるということをすれば、そこには人やアイデアが、 昔の翁や寺子屋のような多様な前向きな人が集まる場所になるのではと想像しています。