バックアップの大切さ

本当に設定できていた?!確認していない?!

知り合いから連絡があり、ミラーリングバックアップしていた片側が潰れて、もう一台は大丈夫のようなので、それをなんとか今のうちに救いたいとのことで行ってきました。

時間を調整して、いくつかの工具や対策を持って現地入りしたのですが、なんと驚くことに、3.5インチディスクが2つと、それが入る専用機が置いてあったのです。

専用機でミラーリングをしていたとのことで、自動複製できるこの設定はOS側でも出来るし、その専用機のソフトで出来るのですが、いずれにせよ一度設定すれば、何も考えなくても、ある片側のドライブにデータを保存するだけで、もう片側に自動コピーされるので、昔から安全とされるスタンダードなシステムです。

ですが、現地に行ってみると、潰れたとされるHDDはもちろん動かず、「裸族シリーズ お立ち台」に乗せても起動せず、大丈夫なはずのHDDは、中身が空っぽ。意味が全くわかりませんでした。

到着時点で詰んだ状態でした。

状況を考えるに、

  • そもそもミラーリング設定がされてなかったのか、
  • 片側が壊れた影響でもう片側も潰れたのか

この状況ではどのみち仕方がないことなのですが、本体に保存せず、外付けのバックアップだけに貴重なデータを集めるリスクを大いに実感した次第です。

ということで、やれる対策を考えて行き着いた答えは、急な葬儀の如く、ぼったくりリスクのある修復サービス(相手を見て商売する集団が現在も梅田*ビルにいて、1TBで10万円?)に持ち込む前に、HDD修復をうたうソフトウェアで、まずデータがあるかをチェックすることでした。

少し走らせたら フォルダ上はファイル数がゼロでも、過去のデータが少し見えたので、お客さん確認・了承の上、本格的に該当フォルダ(PCからアクセス不能だが 存在が確認出来たディスク)でやったのですが、2時間超えとの推測時間が出て、持ち帰って実行しました。

 

結果は、残念なことに全くデータがなかったこと

2時間 800GBをスキャンした ファイル数ゼロ!

あまりにも不思議な状況に驚きを感じつつ、やはりこういった大事な情報を蓄えるシステム作りは、ちょっとかじっただけの素人に依頼したら危ない、責任をもったプロに頼むべきだとこのITの難しさと、闇の深さを改めて思い出した次第です。

念のため、修復サービスを真面目にやっているところも多いこと、そして、HDDなど周辺機器で有名な企業 バッファローなどはWeb画面から依頼し、モノを送れば 見積依頼が出来る。金額に納得いかなければ依頼しない といった選択も出来ると言うこと それをお伝えして 去って行きましたとさ。

hdd 故障 救出 ディスク Glary Undelete の評価・使い方 – フリーソフト100

バッファローHDD修復サービス

https://www.buffalo.jp/contents/service/recovery/flow.html

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