電気がないと 電子機器はただの荷物
いろんな便利な飛び道具であったとしても、まったく役に立ちません。
先日の祇園祭の配信でもそうですが、編集でも同様です。
そういう意味では、事務所内での編集はほとんどやることがなくなった今は、ミニPCを外出先、喫茶店などで編集利用することが当然になってきて、特にベスト構成は、LOOXとセットで利用することで、ダブルWindowsマシンのメリットが豊富にあることを実感しています。
同時の映像編集は無理としても、片側でレンダリングさせながら、片側で同様の重たい作業ができるのは案外便利です。
モニター一つで2つの機器を扱う便利さ
しかもLOOXから片側のミニデスクトップのWindows11Proにログインできるので、モニター一つでスイッチも押すことなく、2画面を行き来できるので、省スペースかつ、効率的な作業が可能になっています。
ですが、所有のミニPCとはいえ、映像編集をすると電源が60Wぐらいまでアップするのですが、喫茶店によっては、電源供給が制限がされていて、機器の要求に耐えきれずに、ストンと電源が落ちて、マシンがダウンすることがあるのです。
今日も先日の2カメ編集をやっていた際に、ダビンチでの映像編集で急な電源ストップが何度も起こって焦りました。原因追及していたのですが、利用するUSB-Cケーブルや冷却は問題なく、どう考えても電力なんです。
高負荷がかかる映像編集 性能は電力が命
あっという間にストンと落ちる感じ。DavinviResolveは賢くて、ほぼ直前の作業まで復旧できるのですが、心境的には不安が募ります。HDD時代なら絶対にWindowsが起動しないぐらいのダメージがあるでしょうが、SSD時代はありがたいですね。
結果的には持ち込んでいたCIOのモバイルバッテリーで稼働させて、なんの問題もなくなった次第です。
ということで、直接電源接続できるからといって 安泰じゃない。
電力供給不足したら、要求に耐えきれずにダウンすることがある。デスクトップマシンを持ち込む人はいませんが、日本の新幹線車内に炊飯ジャーを持ち込んでご飯を炊いて食べていた謎の中国人がいたように、何があるかわからない同一環境を 我々は生きているのも確か。
とにかく正常なシャットダウンをしないで、寸断させるのは、機械にとってはトラブルの元。繰り返しは避けたいもの。
案外、電源問題は知られていないことが多く、トラブルが起こってからはじめて考えるとか、投げ出すといったことが多い様に思いますが、あらためていろいろ知っていると便利だなぁと思う次第です。
これが先日の祇園祭の配信でも生きてくるし電源アダプターが壊れたとしても必要なアンペアと電圧、そしてセンターマイナス・プラスを実機で確認すれば、代用ものをすぐに調達できるようになるのがありがたいです。
正しい電源設計が世の中を制す! といえば大げさでしょうか。