日本のまほろば 古都 奈良の紅葉は 京都とひと味違う 朝と夕方の斜光

まほろば という言葉は 日本一美しいという意味。

両方を往き来出来る距離に感謝しつつ、年々 感じ入ることは 京都と奈良はやはり時間の流れが違うということ。

どちらも好きな場所ですが、京都は何だか急ぎ足で、奈良はゆったり という感じ。
もちろん京都には山や川などの自然も、由緒あるお寺が多く、自然を模した伝統的なお庭を眺めれば、本当にゆったり出来ます。

しかし、観光シーズンは、そうはいかないのが京都。

 

奈良は18時を過ぎると街全体が暗くなる

ライトがあまり点灯しなくて、観光客でさえ、暗い夜道をせかされる感じがあって、良くも悪くも太陽と共に生活するイメージがあります。

寺院や歴史施設、文化施設だけではない いにしえの奈良は全体が共存する巨大な敷地山がベースだということもありますが、街の喧騒よりも鳥のさえずりが多い。何よりも鹿があちらこちらに生活しているわけで、奈良公園や東大寺、八幡さん、春日大社全体も彼らの生活空間だから、生活臭(彼らの糞も含む)があって当然なのかもしれません。

つまり奈良は人間より自然の方が多い感じでしょうか。

撮影した朝夕の時間帯は、まさに食事時とか起きたばかりとか、鹿たちの語らいが聞こえるようでした。つまらぬ洗脳がない子供、修学旅行生達が元気いっぱいで楽しそうでした。(子供の野外マスクは 呆れましたが・・・)

奈良時代から続く街全体が古代の人に守られている感じがします。

観光で京都があまりにもフィーバーし過ぎてコロナで依存しすぎてピンチになったように、外国人を完全に受け入れる体制が出来ているが故の京都のデメリットだと思います。

だからこそ、人がのんびりというか、中国人にたくさん買われたような施設っぽいものはなく、地元民が働いている光景が見える。何よりも空気や、無駄なスペース、安い料金、京都と比べて少ない観光客といった事情があるからなのかもしれません。

初めて歩いて若草山に登りましたが入山料が大人150円とみて、驚きました。これほど景色が一望できる最高の場所は、早々関西でもないと思いますし、登ったらその迫力にきっと感動されると思います。

ちなみに多くの鹿は、我こそはと 下界が見える いいポジションを独り占めしていました。

ということで、長編だったのを大幅カットして動画第一弾が出来ました。

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