大阪の法務局へ

会社法違反の件、そろそろ片付けようと思って

資料を片手に法務局へ行きました。

念のため、この違反というのは誰もが経験しがちであり、普通は司法書士に丸投げするか、10年も経ったら7割以上が企業倒産しているようですから、なかなか直接、お目にかかることはないかもしれませんが。

 

現地に入る

幸い徒歩5分程度で行ける場所

だったので、法務局に入ったのですが、窓口に看板があって、事前予約が必要になっていまして面食らいました。

改めてコロナの影響が一番あるのは、公共だと思わざるを得ません。

徒歩5分とはいえ、またやってくるのは面倒なので、法務局の中からすぐに法務局に電話予約をしました。運の良いことに、偶然空いたとのことで、電話口の方の配慮もあって、30分後に予約が取れました

現地に入って指定された10番の部屋に入ると

6つぐらい分割されていて、5社ぐらいを応対できる狭いスペースに案内されました。

ただし、相談は20分までとのことで、現地には司法書士さんの電話番号が掲載されていることもあって、基本はそちらに頼んで欲しいという意思が感じられました。税理士や資格がない人が繰り返し反復する業としての対応は違法だとも書かれていました。(確かに谷町筋は個人事業が多く、多くは司法書士や税理士や、法務局がらみの事業者が多いから当然でしょうね。)

とはいえ、ちょっと手をかければ出来る役員の再登録(再任)なので、無駄金を抑えるべく、事前予習して現地に入りました。あくまでも申請は東大阪なので、書類を完成させるのが目的です。

現地には予約の5分前に行ったのですが

杓子定規に扱われず、すぐに受付けてくれました。優しそうな感じですが、ベテランの雰囲気を醸し出される貫禄のある方が1名、出てこられました。

軽く電話で要件を伝えていたこともありますが、現地に行って書類を出せばすぐにテキパキと、質問に答えてくれ、一番大事な日付と、登記場所を自身のメモ用紙に書いた後は、いっきに片付けてくれました。

事前に定款と謄本を持ってきてもらえれば助かると聞いていたので、LOOXのPCに電子データの画面を見せたこと、そして申請書の半完成物を持って行ったこともありますが、現地で完全に完成したことに驚いています。

昔は特にプロフェッショナルが多かったのだと思う

不足分はすぐに戸棚に向かって関係書類をコピーして渡してくれました。その箇所をマーキングし、不要なところは斜線を引いて消し込み、ミスがないよう配慮してくれていました。

本来、会社とはいっても大阪の法務局だから、1人会社から数千、数万といった大企業も存在しているわけで、書類を完成させることは規定上出来ないとはいえ、あっさり事が済んだことに驚きました。もちろん完成書類を受け付ける窓口仕事ではなく、相談窓口だからどんな相談かも解りません。

しかも20分という時間を守るわけで、タイムキープ力が問われます。何せ、テキパキさが半端なくて、あれよこれよと難解で言い回しが難しい法律用語を読みつつ、対応してくくれました。

終わった後、時計を見たらなんと12分。3分前に入ったとはいえ、優れた人、プロというのは、うだうだ言わずに結果を残す人だと改めて感動した次第です。

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