万が一のバックアップとしてiPhone12 mini で4K撮影
映像を広角撮影できたと喜んだのもつかの間、次のトラブルが襲ってきました。
解っていたことですがそれはデータの受け渡し。
NINJA Vの4K映像は背面装着したSSDに保存していたので、万が一のバックアップを別の外付けHDDに取得した後、このSSDに全ての映像を集約することにしました。
こうすればDavinciResolve17で、3カメ編集が出来ると。
普段メインのカメラは
もうすぐ発売されるGH6の一世代前の機種、GH5。収録媒体はSDカードだから、そのままPCでもスマホでも映像は再生出来るMP4方式。これはほんとうに便利ですね。
で、今回、データ転送 最後の一つ、iPhone撮影した動画をSSDに取り込もうとしてトラブル発生。
PCとiPhoneを接続すればiPhone側からパスワード要求されたあと、無事、iPhone内のディスクが読み取れるようになるのですが(写真、動画のみ)、動画ファイルを選択して、一気にSSDに動画をコピーしようとして、途中でエラーが出て中断されてしまいました。
エラーメッセージ「ファイルまたはフォルダーのコピーエラー」システムに接続されたデバイスが機能していません
という意味不明なメッセージが何度やっても出てきてコピーが進みません。
接続端子が悪いかと思って、PC側のUSB側端子を変えても同じ症状。しかもエラーが出た後は、見えていたフォルダ、ファイルそのものが見えなくなってしまうのだからたちが悪い
再起動すればフォルダーが見えるところに復活し、また、同じ現象が出現します。
ちなみに、10MB程度の写真データを送れば瞬時にコピーされるから、容量が大きいことが要因なのは明らか。
こんな時頼りになるのは、ウェブサイト
きっと同じ症状が出る人が世の中たくさんいるはず。
が、ケーブルが悪いといったものが多く、改めて考えたら格安ケーブルを使っていました。
出先なので検証が即時出来ませんが,充電も少量のデータ転送も出来るので、不安は隠せません。
GalaxyNote10(Android端末)は所有していて、そちらで同じ事をやればUSB-Cということもあり、あっさりと超高速でデータ転送が可能になっています。実は撮影時、直前まで撮影するスマホを悩んで,より新しく暗部に強そうだったiPhone12miniを選んだのが失敗だったかもしれません。
AirDropを使えるiPadには転送は出来そうなのですが、そもそも64GBタイプなので、1ファイル10GB単位の動画4つも入れる余裕はまったくありません。
クラウドサービスを契約していたとしても、ネットで送って受け取るほど4K動画は気軽なデータではありません。
ひょっとしたら変換エラーかもしれず、チェックしてみます。ほんまに出来ました。それにしてもこれは罠。H265とかをh264互換性対応にフォーマット変換中のエラーならそういうメッセージを出してほしいものです。
あらためてブラックボックスの怖さ
を認識したと共に、どっぷりつかるなら、PC含めてアップルを使わないと面倒なんだ、やっかいな仕組みを垣間見た次第です。
アップルは既存のライトニングライセンス絡みで?、業者を守るためにUSB-Cを避けてきましたが、どうやら次回は採用とのこと(買わないけど)。ユーザ便利に向かうなら既存ユーザーに向けても、何らかの対策をして欲しいものです。
ライトニング対応の外付けのHDD的なものも、購入したとしても高額でありまったく無駄。
そもそもライトニングは圧倒的に転送速度が遅く、数十ギガの動画データを送れたとしても今時の1/10の速度。悲しくなってきます。
転送速度などの計算式
lightning=USB2と同様の480Mbps=60MB/s
つまり10GBのファイルを送るなら理想速度が出たとして
10*1024/60=170s=2.84分 もかかります。
USB3規格なら10倍の速度が出るのに・・・
5Gbps=640MB/s
10*1024/640=16s
iPhoneで映画を撮る人たちの、実際の編集工程、ワークフロー全編も見せてほしいものです。