本気で動画元年が来たのかも

前にも書いたけれど、動画元年という言葉はやはり作られた気がするが、そろそろ本当に来たような気がしてきた。image

それは、宣伝会議の10月号 特集1の大見出しタイトルが 「動画で動き出す(新しい広告・マーケティング)」だったからでも、WIREDの特集で「 人の心を動かす動画に必要なのは「マジック」と「ロジック」だ」を見たわけでもない。

そう、身近な友人がけっして お情けではなく、当社に映像制作の見積りを依頼してきたことにある。しかも 予算消化ではなく、自社の基幹業務において、まさにPRの中心に映像を据えていて、積極活用すべく動いているのだ。(一部助成金もあるが笑)

image何がすごいとうと、社員数が少ないところの方が前のめりであることに驚きがある。ひと昔は、コストがかかることもあり、上場企業であっても理解ある社長でないと映像活用は少なかった。そもそも広告代理店に依頼するようなテレビCM以外の、広報以外の部門から映像利用の声が上がることはなかったと思う。

ひょっとすると、映像に理解が増えたということかもしれない。衣類を扱うなら前後左右の写真を時間をかけて撮影するより、モデルを一回転した方が伝わったりする。もっとも購買の手前のPRとなるとお金はかける必要があるけれど、仕様を伝える段階に、誇張はいらない。

とにかく今や、どんなWebサイトを見ても、Webページに動画がないものを見つけるのが難しくなったような気がする。若者をターゲットにするビジネスであればあるほど、顕著だ。彼らはYoutuberの個人レベルの高度な映像を見飽きており、テンポや内容など、企業のそれと容赦無く比べれれる恐怖もあるのだけれど。

  • ある会社は、新商品開発のために 自社のファンを全国から集まってもらい、座談会形式でどんなものが良いか意見を聞いていく。その様子を映像に収め、新規Webサイトリニューアルの目玉に置く。
  • 出来たばかりの会社で イベントを主催・収録し、短時間でそれを顧客に販売していく。
  • ある会社は、自分達で撮った映像を編集して、改めてプロに修正して欲しいという。DVDでも配布するけれど、Youtubeにもアップするそうだ。
  • ある結婚を控えるカップルは、来てくださるお客様のために、2人のプロモーションビデオを作る。2人の馴れ初めや 新居案内など実写で行うが、さすが現代人、恥ずかしげもない。さらにお互いへのサプライズも入れる盛りだくさんブリと、自分達が心から楽しみ、年をとってからでも見られるものを希望する。
  • ある会社は、プロジェクターに素材を映しながら、会議しながら大勢の意見を編集に即時反映していく。納品も当日だ。
  • ある会社は、編集済みMOVIEの仕上げナレーションとして、事務部門の女性を指名する。
  • ある会社は、美をテーマにエステ関係者やメイクさんなどのHPサービスの、キラーコンテンツとして映像制作部分を業務委託してくる。
  • ある出来たばかりの会社は、政府家も巻き込み、誰も手をつけていない 全国の**市場はうちのものと息巻く。
  • ある会社は、全国行脚していた支店周りをやめて、本部にスタジオを設置し、一斉に生配信&収録していく準備を進めている。
image宣伝になるが、当社なら全国360名強のプロカメラマン&編集マン(一部アマチュア)が、一夜城で 御社の動画をYoutubeにアップすることができる。バイラル効果とか、狙いを定めて1動画に入魂するよりも、ユーザに触れる点を増やして面を作り、裾野を広げる方が合理的だと思う。

Youtubeに上がっている動画をよくよく見てみると、iPhoneにステディーカムみたいなものを装着したり、マルチコプターなど、ちょっとしたマニアであれば、プロよりもプロしていることが多いことに気づく。

余りある時間をゲームユーザで甘んじるのではなく、Youtuberとしてお金を儲けるを主目的に、アクセス数、会員をを死ぬほど稼ぐ、うん だんだん楽しくなってきた、あぁいつの間にやら伝えるテクニックがついた! という人が増えて、この映像業界がお金持ちのものから、一生懸命がんばったものの手に取り戻せる様、応援と期待をしたいと思います。

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