フルハイビジョン映像入りのSDカードをiPhone経由でYoutubeアップロード

舌を噛みそうな 役所的事務的なタイトルですいません。編集した動画をスマホからYoutubeUPiPhone、iPadを持ってから、Web閲覧とメールのためだけにPCを使うことはほとんどなくなった。このデジタル機器の恩恵をもらっているのは、使いこなすIT世代よりむしろ、そんな用途に高価なPCを買わされていた主婦やお年寄りの方なのかもしれない。

それを証明できるぐらい、PCが売れていないという。
VAIOの身売りを見ても時代の波を感じる。

しかしiPadでの映像編集が出来るといっても、ビジネスレベルで使えるとはとても言い難い。つまりビジュアル系(笑)の作り手のほとんどは、PCを必要としている現状は変わりない。間を行くMicrosoft社のsurfaceも、外部接続端子の問題や、外部記憶装置以上に、ファイル出力や変換といったレンダリング能力を考えると、スペック不足は明らかで、まだまだ実用には程遠い。そろそろAppleがiPad Proみたいなハードウェアで製作者にも優しい専用機を 出して来そうだけれども。

となると、やはり現状はPCが必須となるのだが、レンダリングマシンをネット接続することは万が一のリスクがあるし、そもそも動画をYoutubeにUPするためだけに、重いウィルスソフトを常駐させ、無駄な電力を消費する行為は明らかにもったいないと思う。

ということで今回、レンダリング済みの完成映像を省電力にYoutubeへアップロードする 実験を行った。具体的には、動きながら、バッテリーをPCほど気にすることなくをコンセプトにiPhoneでやってみた。

実は、外部メディア(SDカード)を挿入出来ないiPhoneでは簡単ではなかったりする。だから直接 Androidを使うのが目的には近道 なのは言うまでもないが、大は小を兼ねるということで、面倒な方を解説する。(GoodReaderの方が簡単だったかも。)

まずはSDカードにAVCHD形式で保存した動画データを入れる。(圧縮してもYoutubeに入った時点で画像劣化するので問題ないと考える)

動画の入ったSDカード

動画の入ったSDカード

そして、SDカードをwi-fiポータブルストレージに差し込む。当時、AirStash というハードがマクセルから出た時は、やっとiPhoneの容量が拡張出来ると喜んだもんだ。(画像はTAXAN MeoBankSD ワイヤレスSDカードリーダー&WiFiルーター)

iPhoneとSDカードを接続
image電源を入れたその後は、wi-fiの接続先を ポータブルストレージに変更。ダウンロードした専用アプリを起動して、無線接続で動画ファイルをiPhone内に取り込む。残念ながらiPhoneの写真内にダイレクトに入らないので、上記専用アプリに取り込んだ後、写真に動画を送る2段階作業が必要だ。

これでようやく、Youtubeアプリを起動。wi-fiをインターネット接続に戻してYoutubeへアップロードする。後は、大手を振って アップロードしながら自由に動き回れる。(標準アプリでYoutubeがあるが、FHD動画をHDに圧縮されそうで使っていない)
iPhoneの写真フォルダからYoutube

ちなみに1本600MBもの動画をSDカードからiPhoneに転送する時間は、10分弱かかった。単純計算で600MB/600s=1MB/s。うゎあ遅い。SDカードはclass10でかつて速度に定評あったTOSHIBA製のはーどなので、転送レート 18MBpsは出たはずだけれど、この速度はアプリの問題か、iPhoneのハードウェア側で詰まっているのかもしれない。 本当のベストは、SDカードを直接見て、YoutubeにUPする仕掛けなのだけれども、これはAppleが許さないだろう。

無事Youtubeに高解像度映像がUPされた

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