「健康常識はうそだらけ コロナにも負けない免疫力アップ」
という本を最近手に入れました。
順天堂大学医学部特任教授でアトピー疾患研究センター長という肩書を持つ奥村康さんが著者。
コロナに対する対策や、免疫がどのようにして働くのかという、体に侵入したウィルスや、健康体であっても日々5千個できる癌細胞に対する防御の機序を、具体的な言葉で解りやすく解説してくれていました。
まだ読破していませんが、やはり腸内フローラが大事だということは間違いなく、しかも精神と体温、栄養が免疫のすべてをコントロールすることが解ります。
- 血液中の白血球が免疫を担う
- 白血球の中にはマクロファージ、顆粒球(かりゅうきゅう)、リンパ球がある。
- リンパ球の中にNK細胞、T細胞、B細胞があってTとB細胞が8割を占める
- 新型コロナ中国武漢ウィルスもNK細胞でやっつけられる
- NK細胞が元気なら癌細胞は増殖しない
- NK細胞は精神の影響を受けやすい
- T細胞、B細胞は栄養の影響を受けやすい
- T細胞が胸腺で発達し、B細胞が腸管系で発達。
NK(ナチュラルキラー)細胞は交番のおまわりさんで、T細胞、B細胞は軍隊。軍隊は精神には影響せず、200歳でも稼働する。 - 38,39度でないと軍隊は発動せず、36度の平熱ではナチュラルキラー細胞(NK細胞)のみ
いい加減で楽観的な人ほど長生きする
という記述が、真理だと理解できます。憎まれっ子世にはばかる(笑)