ビデオ編集ソフトウェアの進化
により、いまどきは、収録後のミス修復というリカバー処理のジャンルも成立するように思えます。
特に映像であればボケや、手振れ補正や色の問題、暗部のノイズ問題等があるものの、特殊加工を施して何となく演出かと思わせれば、それなりに成立できるようになったと感じています。
が、問題が音声のノイズとなると、いっきに厄介度が増します。生理的に嫌なノイズ音を聞き続けるほど、人は優しく出来ていません。
今回、現地でまさかの業務用エアコンが盛大に鳴っていて、今、止めても30分以上かかるという難題が起こりました。耳で聴いていても、とてもノイズが気になる音量の中なので、嫌な予感はしていましたが、時間もないので、この状態でインタビューをさせて頂きました。
音声はやはり収録時が大事
何度か訪れた場所だったからまさかの事態でびっくり。ピンマイクはあったものの40cm程度のケーブル長。無線で飛ばすワイヤレス装置を持って行っていなかったため、ガンマイクをエアコンとは垂直の方向で設置、収録しました。
一応イヤホンでも聴いていましたが、戻って聞くと、なかなか辛いノイズ量。けっして本人の声が聞こえないわけではないけれど、ノイズが気になる・・・
今時、素人Youtuberでさえ、良いマイクを最高の環境で使う時代であり、対価をもらう収録ではなかったものの、やはりやばいと思い、硬度なノイズ取りソフトを所有する方にお願いすることにしました。お陰で随分ましになりましたが、やはり収録時に解決しているにこしたことはありませんねぇ。
そういう点で見ると、TV業界からも多くの人が鳴り物入りでYoutubeに参入しており、またZOOMミーティングの様子がYoutube上に散見しますが、音という視点で見ると、ひどいものも多く、音声は本当に鬼門である一方で、これが良ければ好印象になると改めて感じた次第です。