2020年3月27日撮影。
初めて豊臣秀吉の正室 ねねが晩年過ごしたお庭に初めて訪れました。これだけ有名な場所は、元来、食指が動かなかったものの、桜満開のシーズン、外国人が減ったタイミングで仕事終わりに出かけました。
*現在は、新型コロナウィルス感染症の感染拡大につき、高台寺の参拝は4月20日より御本尊様の参拝のみに変更されています。
圓徳院はねねの居住とされていますが、ここは1606年に秀吉の菩提を弔うために建立された寺院。
夜間、音楽とともにライトアップで映し出された 勅使門前の著名な庭「方丈」にある枝垂れ、ピンクのサクラはほんと圧巻でした。
個人的に光の演出は、いささかスピードが早かったり、照らす場所に無駄が多すぎて、違和感があったのは、人口的すぎたからかもしれません。
青く目の前に広がる竹林の美しさ、臥龍池(がりゅういけ)に映る木々の美しさ、坂をあがったところの、千利休好みの時雨亭(しぐれてい)や傘亭など、大変見ごたえある場所でした。それもそのはず、重要文化財に指定されている建築物や庭園だったのですね。
ねねが眠る霊屋(おたまや)や、蒔絵が散りばめられた重要文化財の道具もあるようですが、残念ながらみられていません。またぜひ行ってみたい場所になりました。