2020年3月27日に豊臣秀吉の正室 ねねが晩年過ごしたお庭に初めて訪れました。
長谷川等伯の国宝級の絵画や、詩吟など、いろんなお宝が眠るこの地で、新型コロナで人が少ない中、ほとんど人がいないタイミングでお邪魔出来たことは奇跡でした。
国の中枢であり戦乱の中心にあり続けた京都だけに、22時に近い時間だったこともあって、誰もいない絵というのは無機質でなんだか恐ろしくもありますね。特に時代を超えて、時の著名人が味わった古き良き庭の風情を感じられる場所に行けると思うと、関西に住んでいて良かったと同時に、なんとも不思議な感じでした。来客者の声で、高台寺よりも落ち着くという人の声も聞こえましたが、ある種、あたっているような気がしました。