動画ビジネスの行方

Youtubeなどへの投稿は誰もが簡単にできるようになりました

誰しもが映像に携われるようになったからこそ、映像屋が廃るかといったら、むしろ逆で、たとえ撮影だけの技術屋でも特殊分野をより深堀りして誰よりもエキスパートを高めたり、必要機材や編集の仕方を人に教えたり、まだまだ仕事は眠っています。

さらに良くも悪くも観光立国で外人さんが増える中、言語力を問わない映像の配信先として、デジタルサイネージも控えており、今後は外人さんが喜ぶ映画的な映像や、16:9にこだわらないサイズへの動画提供含め、あらゆるジャンルで活躍の場があると思っています。さらにIT知識があればライブ配信や技術支援を企業側の目線でサポートすることだってできるでしょう。

もっとも技術屋さんよりも、プロデューサーやディレクター目線がある人の方が、より活躍の場が広いと感じています。

 

一方でリスクもあって、昨年の写真素材販売大手のamana社長の話も念頭に置いておこうと思っています。

<写真素材販売大手 アマナ社長の講演を聞いて>

  • ストックフォトは300円–>200円と価格が下がっている。放っておくとカメラマンの撮影ビジネスがなくなる。
  • 写真素材より動画素材のニーズが増えた
  • 車のCMは撮影がなくなりCGだけで終わらせる
  • 既にAIがキャリブレーション
    ユーザニーズに合わせて世界 写真家2,500万人、150か所から1日2万点の画像を募集、1週間で数万点、数千点にセレクト
    絞った候補を顧客に提示するところまでを自動化している など
  • 写真家より副業写真家が強くなった(安藤忠雄、落合陽一...)

まさに大変動が起こっているのは確実

電通さえ赤字に陥り、汗をかかない人はいらぬという勢いで企業自ら情報発信する時代。もうクライアント側でほとんど何でもできるようになったといえます。もちろん上場企業でも安泰ではなく、コミュニティなどを作り、最終ユーザを集めたところが生き残る時代になったのです。経団連のほとんどは中国に歩み寄っている時点で終わりでしょう。

キーは人々の役に立っているか。もう一人で作る時代でない。(異業種と組むべき)

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