牛若丸の修行地 鞍馬寺へ

Still0722_00004避暑地で涼むべく、いざ貴船のとなり鞍馬へ。岩倉具視(いわくらともみ)の隠れ家を抜けて山のふもとまで車で駆け抜けた。

鞍馬寺が歴史に登場するのは770年

1949年まで天台宗に属したが、昭和22年に鞍馬弘教(くらまこうきょう)の総本山になっているらしい。

最後の奥院に着くまでが長かった。あと少しの看板からが長い。途中、上りなのに下りも出てきて帰りを考えると気分が上下するStill0722_00000

マイナスイオンがあるかどうかはわからないが、とても涼しさを感じさせてくれ、緑いっぱいに囲まれた森は、まさに自然の宝庫だった。前日の雨で多少ぬかるんだところもあったが、泥をよけながらもなんとか、自分の体力をだましだまし、現地に到着した。上り始めて2時間は歩いただろうか。

着いた喜びもそこそこに食事を忘れていたために、すぐの下山にあいなった。(笑)

 現地を訪れる人へのアドバイス。当然ながらくつは山登りに向くものを。そして水分といえば清めの手水舎(てみずや)ぐらい。ロープウェイ上り口で買うか、水分は持ってくるべきかもしれない。個人的には久々の山登り。いつ筋肉痛が出てくるかが、自分との勝負だ。(笑)

 

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そびえる老杉を見上げつつ精進する修行者は跡をたたず、八丁七曲りのつづらおり参道を踏みしめる人の姿が昼も夜も耐えない。

鞍馬山は歴史、文学、芸術、自然の山であるが、信仰の山でもあり、尊天の活力が満ち溢れている山である。Still0722_00005尊天とは宇宙の大霊であり、万物生かしてくださる宇宙生命、宇宙エネルギー。愛を「千手観世音菩薩(せんじゅかんぜおんぼさつ)」、光を太陽の精霊-「毘沙門天王(びしゃもんてんのう)」、力を大地の霊王-「護法魔王尊(ごほうまおうそん)」のお姿であらわす。

この3身を一体として尊天とし、月のように美しく、太陽のように暖かく、大地のように力強く、我々の前に現れる。

仁王門はいつも万人に向けて開放されており、宗派、人種、国境にこだわらず、尊天を信じ、ひとりひとりが尊天の世界に近づき、自分の霊性にめざめ自分に与えられた生命を輝かせながら明るく正しく力強く生きてゆくことにある。Still0722_00007

ひとりひとりが共に生かされている感謝を元に、万物の調和を祈ることを願っている。

(パンフより抜粋)

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