デジタルサイネージが駅の構内だけでなく、ちょっとしたお店の店頭に目立つようになってきました。かつてのフレームが太く ドットの粗いイメージを脱して。
まさに等倍で人サイズのフレームのない電子看板、いや高画質モニターと化しているのです。
お客さんに操作説明
している時に気付いたのですが、驚くべきは、恐らくほとんどが中国で作られているだろうこともあって、独自OSや独自アプリだった足回りがなんと最近はAndroid OSを母体にするものも増えたということ。(昔から?)
サイネージだけに、ターミナル機能のような強制専用アプリモードは備えていますが、一皮むけばスマホのお化けサイズというわけで、その上で動く写真スライドショーはもちろん、Youtubeアプリ、Webアプリ、専用アプリなど、豊富な選択肢の中からソフトは選び放題になるということ。
さらにタッチできる機能をディスプレイ側に持たせば、ユーザ側のインタラクティブに応えられ、サイネージソフトでも製作可能だし、Flashなどで画面開発すればドラッグなど高度なものまで使えるようになります。汎用品だから作り手も多いし、価格も安くあがる。
今日はスマホで撮影した映像や写真を瞬時に、サイネージに反映させる実験で、あっさり上手くいきました。RSSや天気予報などの情報取得は当たり前で、PowerPointで作った資料もそのままファイルドラッグで読み込ませられます。
Youtubeなどの生中継ライブを表示させれば面白いなぁ
個人的にはZOOMを、等倍サイズの画面に映し出せば、目の前にいるかの臨場感は出るし、1枚最大25名まで表示させられる対話画面を大型のサイネージに出すだけで、瞬時に海外も含めた遠方コミュニケーションツールにまで進化させられるということに、PCやスマホでは実現している機能なので、なんら技術革新部分はないものの、感慨深いものがあります。
いずれは世界をまたいだお店同士でディスプレイ同士が気軽に繋がり、同時開催のイベントを楽しむようになるのは既に目の前で広がっています。やはりプロの映像マンは全国に必要だ、うん。(笑)