コンシューマ向けと業務用が入り乱れる

Youtube全盛期

の今よりずっと昔の当初から、Youtube動画をちょこちょこ見ている人間としては(自身も少しずつ駄作をアップする経験もあって)、心理的に見やすい動画が増えたと感じています。

やはり人は風景だけよりも人が出ている方を選ぶ傾向が高く、ましてや魅力あるタイトルや、本能を揺さぶる画像が並ぶと思わずクリックしてしまうのだから、猫じゃらしのごとく、案外単純なのだと感じてしまいます。

記事とは無関係

それは閲覧費用が原則無料で、ネット回線も大容量定額が増えたおかげもありますが、Youtubeの優れた機能として、バーにマウスを近づけるとサムネイルが見える(実時間を消費しない)こともあるかもしれませんが、明らかに良質なものが増えたのだと思います。(ヒカキンコンテンツを見ていないと小学校で仲間外れになるという話もあって影響力が怖いですが)

そういえば新聞社の中で部数が弱い産経新聞ですが、ネットニュースではすごく積極的な球数を配信しつつ、水着や美人系のサムネイルなど攻めたタイトル&内容で閲覧数を増やしていることも、きっと近い将来のメディア逆転も起こると確信しています。

 

Youtubeのホーム画面

を見て想うのは、サムネイル画像とタイトル、名前だけで発信者が個人であろうと法人であろうと関係なく、同じ土俵に乗って競争していること。

かつて創世記のHPがそうでしたが、今や没個性&広告ビジネスで荒らされて決して良質なコンテンツがトップには来なくなりましたからこちらも時間の問題かもしれませんが、それまでの猶予期間にさえ思えるから楽しいです。

そんなこんなでRolandがV-02HDで世界最小の2chミキサーを出したかと思ったら次は、NAMM 2019 でVR-1HDといった2Kgを切る3chスイッチャーを発表し、3月には販売するようで攻めているようです。

何がすごいかというと、音楽活動を主力とするクリエータに向け簡単に3カメ生配信させることを想定していること。得意技のCANONマイク端子をはじめとする音関連機能も豊富で、コンプレッサーイコライザーボイスチェンジャー効果音のポンだし機能など、ワンマンオペレーションに必要なすべて?を過去資産を惜しまず搭載していて、明らかにYoutuberになれよと球を投げていることが解ります。

VR-50HD譲りの4:4:4 / 10bit内部処理で固め、USB3端子とPCを接続すればあっという間に生中継さえ配信できてしまいます。実物はこれからだし20万近いこと、出来る=使いやすいかは別物とはいえ、目が離せないですね。

とにもかくにも映像マンが複数機材統合!と喜んでいるうちに、映像マンさえ不要にさせるところまで一足飛びに向かいそうな技術革新の数々、本気で映像マンが生きる道を見つけてなければ危ないと考えさせられた瞬間でした。

https://proav.roland.com/global/products/vr-1hd/support/

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