医療が劇的に変わるとき

遅ればせながら、NHKの昨年末に公開された世界の最新医療について番組を見てみました。

人体シリーズ 2018.12.1 万病撃退! 腸が免疫の鍵
IPS細胞の山中教授、タモリ出演

世界初の腸内細菌が動く姿を捉えた映像もあって、自身の内臓でないのにあの小魚のようなものが我々を守ってくれていて、それを指示するのは腸内の細胞ということで、まさにwin-winの調和がとれた世界、こんな身近に生態系を見る如くの不思議ワールドがありました。

面白かったのは、免疫機能のアクセルとブレーキを腸内細菌がやっていて、免疫の暴走を止める菌は、質素な生活ながら繊維質の食べ物を多く食べるお坊さんに多いということ。免疫の7割を担う腸は、内臓の中でも別格だということはいうまでもなく。

と同時に、現代の欧米食では善玉を補えていないという現実を思い知らされます。そしてこれは動画には触れられませんでしたが、腸の権威の人の著書で学んだ抗がん剤や抗生物質は、彼らを善悪、関係なく せん滅させてしまうと考えると恐ろしく感じます。

それどころか免疫が機能しなくなれば風邪一つで、肺炎にかかって・・・・

 

猛威を振るうインフルエンザ

が年々増加していて、ニュースでも薬の供給量が追いつかないという局所的事象も免疫力低下と無関係でないでしょう。

海外から日本に来た人が言うには、日本は暖房かけすぎ&温かすぎだと。人間が季節を感じなくなっていると同時に、乾燥や温度が菌の増殖を助けている。花粉症も現代病であって、薬や欧米食がさらなる悪化を招いているのはほぼ間違いないでしょう。

もし、抗がん剤に迫られて迷っている人は、NHK動画を見たうえで、主治医に腸内フローラへの知見や意見も問うてみてもいいかもしれません。まだの方は216円で3日ぐらい見られるようなので、ぜひ!

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